東大阪市民美術センター(東大阪市吉田6、TEL 072-964-1313)で10月29日、「ナイトミュージアム」が開催される。
「昼間と違う雰囲気の中、夜も絵画鑑賞を楽しんでもらいたい」と始まった同企画は今年で4回目を迎える。当日は建物をライトアップし、花園中央公園入り口から市花園ラグビー場前の噴水広場、同館前の芝生広場、館内までをLEDランタンで装飾。「年々ランタン制作に参加したいという学生が増えている」(施設長の佐川信子さん)といい、今年は大阪樟蔭女子大学、大阪商業大学の学生が手掛ける1000個のランタンが会場周辺を彩る。
2階の展示室では、ペーパークラフトくらぶの「おりがみ展」、創作グループ ヌーボーの「第13回作品展」、美術同好会瓢箪山クラブの「第32回瓢箪山クラブ秋季作品展」を開催。「おりがみ展」会場では、折り紙とLEDライトで創作するワークショップを開く。
14時からは施設内の日本庭園で、大阪樟蔭女子大学の学生による茶席を設ける。昨年までは茶室で開いていたが今年は庭園での野だてとした。定員は当日先着80人、参加費は300円。
館内では、17時~18時と19時~20時の2回、ナイトミュージアムコンサートを開く。「魅惑のファンタジー 名曲の花束~クラシック&タンゴの世界」と題し、「愛の挨拶(あいさつ)」や「リベルタンゴ」などの演目を披露する。各回定員120人。観覧には往復はがきによる申し込みが必要。10月11日消印有効、参加者多数の場合は抽選。申し込み方法は同館ホームページで確認できる。
開催時間は10時~21時(ライトアップ、ランタンオブジェ作品展は16時~)。入場無料。