東大阪市経済部モノづくり支援室は現在、市内ものづくり企業の製品や技術を海外に発信する「東大阪モノづくり製品選2016」PR媒体の掲載企業を募集している。

　市花園ラグビー場が会場の一つとなっている「ラグビーW杯2019」開催に向け、国際都市への発展を目指す同市。W杯が海外観光客、海外政府関係者、海外企業と接点を持つ絶好の機会と捉え、「モノづくりのまち東大阪」の製造業が開発した売れる製品・優れた技術を広く海外に向けアピールする「モノづくりのまち東大阪技術力アピール事業」に取り組む。

　同事業では紹介する製品や技術を募集し、PR媒体を作成。パンフレットは市内で誕生した製品や技術を30件程度紹介するもので、ラグビーW杯2019開催と「モノづくりのまち東大阪」の魅力を併せて紹介。飛び出す絵本のような「ポップアップタイプのインパクトがあり心に残るもの」を製作するとしている。動画は約10分の本編動画とダイジェスト版の動画を制作する予定。

　同事業担当者は「海外販路開拓に意欲のある企業の応募をお待ちしている」と話す。

　募集条件は、おおむね5年以内に開発したアイデアのある「売れる製品」「優れた技術」で、市内に本社や製品の主要となる部分を製造する工場があり、自社製品として出荷していること、海外販路開拓を目指していることなど。12月6日14時から、同事業の募集説明会をクリエイション・コア東大阪（東大阪市荒本北1）で開く。説明会の参加には事前申し込みが必要。説明会の申し込み方法や募集方法はホームページで確認できる。説明会への参加なしでも応募は可能。応募締め切りは12月26日。