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東大阪・小阪の親子向けスペースで防災イベント 「避難」テーマに

東大阪市西消防署の職員が講師となり「避難」をテーマに指導

東大阪市西消防署の職員が講師となり「避難」をテーマに指導

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 近鉄奈良線・河内小阪駅近くの親子向け多目的スペース「小阪ママラボ」(東大阪市小阪本町1、サンロード小阪商店街内)で4月23日、「ママと防災&3Dパズルを組み立てよう!」が開かれた。

消防士の制服を着用して記念撮影

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 駅周辺の若手商店主らで構成する「小阪わいわい協議会」が、子どもに優しい商店街づくり「キッズファースト商店街」実現に向け運営する同スペース。リトミック、学習サポートなどキッズから中学生までを対象にする月謝制レッスンや親子向けイベント、スペースレンタル事業などを展開する。

 避難所用段ボールカプセルルーム「ハニカムハウジング」を製作するレザック(八尾市)と共催で1年に2回、親子向けの防災イベントも開いている。

 今回は、第1部では東大阪市西消防署の職員が講師となり、「避難」をテーマに指導。市内全域をカバーする防災無線や、常備する避難所持ち込みグッズなどについて話しをした後、阪神・淡路大震災の例を示し、「救助は、自力で逃げ出す自助が4割、隣人などに助けられる共助が5割、救助隊などに救助される公助が1割。自分の身は自分で守るという意識を持ってもらいたい。普段から、地域の危険な場所などを認識しておくことが大切」などと、参加した保護者に向け話した。

 参加者からは「地震で火災が起こった場合、避難所の方向に煙が見えても一度避難所に向かったほうがいいのか」「マンションの6階に住んでいるが、河川の氾濫が起こった場合は家にいたほうがいいのか」など、次々と質問が飛び出し関心の高さがうかがえた。

 その後は消防士の制服やヘルメットを着用しての記念撮影をし、第2部ではレザックによる飛行機やチョウの3Dパズルの組み立て体験などを行い、子どもたちが楽しむ姿も見られた。

 参加した4歳と1歳の子どもを持つ女性は「災害はいつ起こるか分からないので家族が離れ離れになったときに集合する場所は決めているが、避難袋の用意はしていないので、今日、改めて用意しなければいけないと思った」と話していた。

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