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東大阪でラグビーW杯ナンバープレート交付記念式典 市長公用車に取り付け

特別仕様ナンバープレート交付記念セレモニーに登壇した野田義和東大阪市長(写真左)と大畑大介さん(同右)

特別仕様ナンバープレート交付記念セレモニーに登壇した野田義和東大阪市長(写真左)と大畑大介さん(同右)

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 東大阪市役所1階ロビーで4月27日、「ラグビーワールドカップ2019日本大会」特別仕様ナンバープレート交付記念セレモニーが行われた。

市長の公用車にナンバープレートを取り付けた大畑大介さん

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 国土交通省では2月13日、「みんなでつけて、みんなで応援」をスローガンに掲げ、同ナンバープレートの事前申し込みを開始。「富士山ナンバー」など地域名表示ナンバープレートは以前からあったが、ナンバープレートにロゴや図柄を入れる自動車のナンバープレートの交付は日本初の特別仕様。4月3日に交付が始まった。

 同ナンバープレートは登録自動車(自家用・事業用)と自家用軽自動車が対象で、デザインは、右上に大会のロゴマークが入ったものと背景に図柄の入ったものの2種類。通常ベースが緑色の事業用は背景の図柄が見えないため白地に緑の縁取りに、軽自動車用は白地のナンバープレートとなる。背景に図柄が入ったものは、交付手数料のほかに1,000円以上の寄付金が必要で、寄付金は大会開催会場への輸送力増強などに充てられる。交付手数料は地域によって異なるが、東大阪地区の自動車では前後2枚セットで7,700円。道路運送車両法の改正により、現在使用する番号のまま図柄入りナンバープレートに交換することもできるようになった。

 セレモニーに登壇した野田義和市長は「2019W杯開催まであと876日。東大阪はラグビーの聖地を有する街で、全国のものづくりを担っている。東大阪を全国に発信し、できればビジネスチャンスにもつなげたい。みんなでスクラムをしっかり組んでいきたい」とあいさつ。近畿運輸局の佐藤清二次長から野田市長にナンバープレートが手渡され、元ラグビー日本代表で大会アンバサダーの大畑大介さんが市長の公用車にナンバープレートを取り付けた。

 大畑さんは「この制度に初めて立ち会ってW杯が身近に感じられ、ラグビー業界だけじゃなくみんなに応援してもらっていると感じる」と話し、「ゴールではなく2019はスタートライン。準備がないとスタートラインに立てない。手を取り合って成功に向けて力を貸してもらいたい」と、集まった観客に呼び掛けた。

 同ナンバープレートは昨日までに約3万1000件の申し込みがあったといい、近畿では約5000件の申し込みがあるという。「図柄ナンバー申込サービス」ホームページから申し込める。

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