近鉄奈良線・河内小阪駅周辺で5月19日から1カ月間、商店街の店主らが講師となり講座を開く「得する街のゼミナール 小阪くらしの大学(通称:まちゼミ)」が開かれる。
商店街の店と店の人を知ってもらおうと2013年春から、春と秋の年2回開いている同イベント。店主や店舗スタッフが各店の特色を生かし、生活に役立つプロの技や情報を教える。前回は開催エリアを八戸ノ里駅周辺まで拡大し、30講座を開講。270人が受講した。開催8回目の前回は、「初めて参加した」という人が一番多かったが、「5回目以上」というリピーターも大幅に増えたという。
今回は開催エリアを河内小阪駅周辺のみとし、21店が23講座を開く。子どもだけで参加できるものから、スパークリングワインについて学ぶ20歳以上の講座、50代以上を対象としたメークのワンポイントレッスンまで幅広い。初参加は、生花や加工した花を使って作品を作るアトリエ・ブロッサム(東大阪市小阪1)、尿で健康状態をチェックする方法を伝える安田医院(菱屋西3)、小学生を対象に「お金に関するおもしろ講座」を開く大阪シティ信用金庫(小阪本町1)。
小阪まちゼミの会の大西史祥会長は「まちゼミをきっかけに小阪の店のことを少しでも多くの人に知ってもらいたい。どなたでも気軽に参加してもらえれば」と呼び掛ける。
受講無料(教材費・材料費が必要な講座もあり)。講座内容や申し込み方法はホームページで確認できる。申し込みは15日から受け付ける。