東大阪市が1月4日、オリジナルの婚姻届「ハピネス婚姻届」の配布を開始した。
市と大阪樟蔭女子大学は「まちづくり、地域づくりに関すること」などの連携・協力に関する包括協定を締結しており、婚姻を機に東大阪市内に定住してもらいたい市がオリジナルの婚姻届のデザインを同大学に依頼。化粧ファッション学科3・4年生を対象とした授業「ビジュアルデザイン演習」の中で、約20人の学生がデザインに取り組んだ。デザインは1人1作品制作し、担当教員が5点選んで市に提出。化粧学専攻化粧文化コース3年の門脇まりんさんのデザインが採用された。
同婚姻届は、市のマスコットキャラクター「トライくん」があしらわれたもので、「トライくんがいつも抱えるラグビーボールをハートに変え、ハートを抱えたカラフルなトライくんが、さまざまなポーズで二人を祝福している様子をイメージした」と門脇さん。
配布場所は、市役所2階市民課と行政サービスセンター7カ所で、市ウェブサイトからもダウンロード可能。業務時間外は本庁舎1階の宿直室で配布する。「ハピネス婚姻届とともに撮影いただければ、お二人の輝かしい新生活スタートの記念に残るので利用してもらいたい」と、本庁舎1階には記念写真コーナーも設置する。