東大阪の川浦農園(東大阪市七軒家)で3月4日、「第6回 東大阪deイチゴ狩り」が開かれた。主催は東大阪の地域情報サイト「東大阪バーチャルシティ」。
6年前にイチゴの栽培を始めた同園では高設栽培で「章姫(あきひめ)」と「紅ほっぺ」を栽培。イチゴ狩りの来園者は国内のほか、最近ではシンガポールやタイ、台湾など外国人利用客も多い。イチゴ狩り以外にも、農園の入り口で直売も行っている。
同サイトでは6年前から毎年1回、約100人を募集してイチゴ狩りイベントを開催。今年は申し込み開始から2時間で100人の定員に達した。
参加者は幼児を連れた家族や女性同士が多く、開始前のビニールハウス内では子どもたちが「これめっちゃでっかい」「これ食べたい」など、目星を付けながら待っていた。農園スタッフからイチゴの採り方やハチの巣箱について説明を受けた後、イチゴ狩りがスタートすると、一斉に赤く大きく実ったイチゴを採り、2種類の味の違いを確かめながら楽しんでいた。今年は気温が高く、ハウス内では半袖Tシャツ姿の児童も多く見られた。
大阪市鶴見区から子ども連れで参加したという女性は「昨年のこのイベントで初めて来た。八尾のイチゴ狩りにも行ったことがあるが、こちらは交通費がかからないので1年に1回は来たい」と話し、「最高。50個ぐらい食べたい」と楽しんでいた。
開園時間は、平日=11時~12時、土曜・日曜=10時30分~11時30分、13時30分~14時30分。水曜定休。土曜・日曜の予約は埋まっているが、4月10日以降の平日の予約は可能(3月4日時点)。入場料は、3月5日~5月6日=大人1,600円、小学生1,300円、3歳~小学生未満1,000円、2歳600円、5月7日以降=大人1,300円、小学生1,000円、3歳~小学生未満700円、2歳400円。5月中旬ごろまで。