近畿大学(東大阪市小若江3)で4月1日、音楽プロデューサーのつんく♂さんがプロデュースする2018年度入学式が開かれた。
卒業生のつんく♂さんが5年連続でプロデュースする同大学の入学式。今年は「Free Your Imagination!~想像力を解き放て!~」をテーマとし、「自分で自分の限界や自分らしさを決めず、自分を新しい限界へと導いてほしい」という思いを込めた。今年は8720人の新入生のうち、約7200人が参加。別会場では保護者約9000人が見守った。
開式前には、同大学と2016年に包括連携協定を締結した吉本興業所属のお笑いコンビ・霜降り明星が登場。同コンビのせいやさんは同大学文芸学部の卒業生で、ゼミやサークル、校舎などを紹介し、大学生活の楽しみ方を伝授した。
オープニングでは在学生と新入生で構成する「KINDAI GIRLS」が、つんく♂さん作詞・作曲の「Free Your Imagination!」を披露。吹奏楽部や応援部も登場し、新入生を出迎えた。今年は高知さんさんテレビアナウンサーの石井愛子さんと、FM COCOLOのDJ・マーキーさんが進行を務めた。
学校紹介、学長式辞、学部長紹介、海外留学生との生中継などの後には、サプライズゲストでシンガーのBeverlyさんが登場。ドラマ「海月(くらげ)姫」の主題歌「A New Day」、つんく♂さんが作詞作曲を担当した「Happy now」を披露し、会場を沸かせた。つんく♂さんは昨年同様、スクリーンを使って「先輩として今日アドバイスする点は一つ。『今すぐ将来の自分を計画する』です。Free Your Imagination!想像は自由!人に笑われるくらいでっかい目標を立てましょうよ!」とメッセージを贈った。
フィナーレでは在学生がステージに上がり、紙吹雪が舞う中、マーキーさんの「Take off!」を合図に新入生が紙飛行機を一斉に飛ばし、華々しく閉会した。