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Amazon、近畿大学に日本初「Prime Student Room」開設 学生向けサービス訴求

ブランドアンバサダーとして活動する学生が活用方法などを紹介

ブランドアンバサダーとして活動する学生が活用方法などを紹介

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 アマゾンジャパンは5月30日、近畿大学(東大阪市小若江3)キャンパス内に「Prime Student Room」を開設した。

Amazonの段ボールで装飾した「Prime Student Room」

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 2012年に日本でサービスを開始した「Prime Student」は学生を対象にした会員制プログラム。Amazonプライムの全ての特典に加え、書籍の購入金額10%のポイント還元や限定セールなどの特典を用意し、学割価格(年会費1,900円または月会費200円)で提供するもので、若年層の囲い込みが狙い。

 一方、同大学ではデジタルを活用した取り組みを進めており、日本の大学で初めて紙の願書を廃止し、コンビニでの卒業証明書発行やVISAプリペイド機能付き学生証の発行などを各社と連携し取り組んできた。アマゾンジャパンとは2014年9月に連携協定を締結し、Amazonでの教科書販売を行い、昨年には同大学の学生が「Prime Student」の特典や活用方法を学生に伝えるブランド・アンバサダープログラムを始めた。

 国内で初めて開設した「Prime Student Room」は、図書館やキャリアセンターから近い24平方メートルのスペースで、KindleやFire Tablet、Fire TVなどのAmazonデバイスを設置。ブランドアンバサダーとして活動する学生がデバイスの楽しみ方やPrime Studentの活用方法を発信する。1年間の期間限定。

 30日に行われた会見で同大学総務部長の世耕石弘さんは「授業だけでなく最新のデジタルデバイスを体験すること、世界最先端のアマゾンのテクノロジーからグローバル感覚を養うことを狙いとしている。これからも新しいものをどんどん取り込んでいく」と話す。

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