石切劔箭(つるぎや)神社(東大阪市東石切町1)絵馬殿敷地内で3月23日、第12回「石切さんで手づくり市」が開かれた。
京都の寺で手作り市を仕掛けた企画会社が石切参道商店街振興組合に提案し、始まった同イベント。毎年春と秋の2回開催する。回を重ねるごとに出店者が定着していっており、リピート客も多いという。
会場には、アクセサリーや布小物、ネコ雑貨、木工品、ガラス雑貨、ハーバリウムなどの雑貨類や、コーヒー、グラノーラ、さばずし、焼き栗、自家製酵母パンなどの食物販店など、57ブースが出店。手作りアクセサリーやスイーツデコなど、来場者が体験できるブースも見られた。
豆や米に絵を描いたアクセサリーなどを販売するペイント工房ルピナスは、毎年2回出店。京都や大阪を中心にイベント出店をしていると話し、「ここは参拝客も観光客も来るしにぎわっている」という。京都百万遍の手づくり市などにも出店する珈琲豆屋ふくろうも毎回出店しており、「いくら売れても空気の合わないところには出店したくない。ここには毎回出店していて、商店街の人や出店者同士も仲良くなり遊びにきている感じ」と話す。
アクセサリーを購入していた20代女性2人組は「石切神社にお参りに来る予定があって、ネットで手づくり市の情報を見たので寄ってみた。思っていたより活気づいている」「これからほかのお店も見てみたい」と笑顔を見せていた。