東大阪ツーリズム振興機構(東大阪市荒本北1)が5月21日、今秋開催予定の体験型観光プログラムイベント「ひがしおおさか体感まち博2019」に向け、体験プログラム作りのワークショップを開いた。
9月20日に開幕するラグビーワールドカップ2019日本大会の開催期間に合わせ、開催都市の一つである東大阪を訪れる人に、もともと観光地ではない市内を回遊し、東大阪の魅力を体感してもらおうと企画した同イベント。市内全域を会場に、企業や店舗が持つ技術やサービスを体験プログラムとして提供する。
昨年10月13日~11月25日は「ひがしおおさか体感まち博」のプレイベントとし、71プログラムを提供。巨大ねじ倉庫の見学ツアーやオリジナルの道具を使ったレザークラフト体験、古民家での郷土料理体験、生駒山麓での滝行体験などが人気を集めた。
ワークショップは2回開催し、23組が参加。市内の店舗を例に他店との差別化の図り方や、昨年人気のあったプログラムを解説。その事例を元にプログラム開発作りに取り組んだ。
始めは2~3人組になって、互いに相手の事業者の特徴や特技、実績、他者との違いなどを洗い出し分析。プログラムに参加してほしい相手の性別や年齢層、ライフスタイルなど具体的な人物像を想定し、プログラムを練った。
同機構では5月31日まで、プログラム提供事業者を募集している。イベントの開催期間は9月13日~11月4日。