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元阪神・坂選手、東大阪の独立リーグ球団「06BULLS」に入団 NPB復帰目指す

写真左から、06BULLS村上隆行監督、坂克彦コーチ兼選手、水永将太球団代表

写真左から、06BULLS村上隆行監督、坂克彦コーチ兼選手、水永将太球団代表

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 プロ野球独立リーグ・BFL(ベースボール・ファースト・リーグ)に加盟する東大阪の球団「06BULLS(ゼロロクブルズ)」が2月14日、坂克彦コーチ兼選手の入団会見を開いた。

坂克彦コーチ兼選手

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 坂選手は1985(昭和60)年、茨城県新治郡出島村(現・かすみがうら市)出身。常総学院高校から2003年、ドラフト4巡目で大阪近鉄バファローズに入団。翌2004年オフ、球界再編に伴う分配ドラフトで東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍し、2006年にトレードで阪神タイガースに移籍。2016年まで阪神に在籍したが2016年は1軍出場の機会はなく、12球団合同トライアウトを受験した。1メートル80センチ、84キロ。右投げ左打ち。

 会見冒頭では、水永将太球団代表が「昨シーズンはあと1勝のところで優勝を逃した。優勝とNPBへの選手輩出の2つのミッションを達成すべく、坂選手に入団いただいた」とあいさつ。村上隆行監督は「坂くんが入団してくれることによって、強力なゼロロクブルズを作り上げる、夢をつかむ場所が作れる、そういう環境になってきていると思う」と話し、坂選手が「監督と石毛コーチと選手全員で優勝をつかめたら。その中でブルズからNPB選手を数多く輩出できたら」と期待を込めた。

 コーチ兼選手としての入団だが、村上監督は「選手としてのウエートが高い。一緒にプレーすることで選手が気付くこともあるし、指導者としての経験にもつながる。タイガースが『やっぱり坂がほしい』という選手になるのでは」と期待を寄せる。

 2月1日からのキャンプに参加した坂選手は現在のチームについて、「意識の低さを感じている。そこから変えないといけないのでは」と言い、「難しいかもしれないが、頭ごなしにやれやれというのではなく、こういうことがいいのではというのを言っていきたい」と指導にも意欲を見せる。

 自身の目標に対し「けがなくフルに野球できるように頑張りたい」と答える坂選手に、村上監督は「数字を言わんのかい」と突っ込み、「3割7分打ちたい」と明言。NPBに話が及ぶと「NPBの復帰を目指しているし、ブルズの選手にも、そこを目指してやってもらいたい」と話した。

 最後は「今年から東大阪メインで野球をさせていただく。選手全員で頑張って野球に取り組んでいく姿勢も見せていきたいと思うので、花園まで足を運んでブルズの選手を応援してほしい」とメッセージを送った。

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