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東大阪おもてなしメニュー「ラグビーめし」提供開始 市長と大西将太郎さんが試食

「ひがしおおさかラグビーめし」を試食する野田義和東大阪市長(写真左)と元ラグビー日本代表の大西将太郎さん(同右)

「ひがしおおさかラグビーめし」を試食する野田義和東大阪市長(写真左)と元ラグビー日本代表の大西将太郎さん(同右)

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 東大阪市役所本庁舎22階にある展望レストラン「スカイラウンジ22」(TEL 06-6224-7522)が5月22日、「ひがしおおさかラグビーめし」に選ばれた「花園丼」と「東大阪ラグカリー」の提供を始めた。

スカイラウンジ22で提供する「花園丼」

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 東大阪ツーリズム振興機構では、試合終了後にラグビー選手や関係者らが一堂に集まり、飲食をしながら互いの健闘をたたえ合う「アフターマッチファンクション」の文化定着を図るとともに、国内外から訪れる選手や観戦客を東大阪独自のメニューでもてなそうと、「ひがしおおさかラグビーめし」レシピコンテストを開催。今年2月に最終審査を行い、最優秀メニューに「花園丼」、優秀メニューに「すきやき風花園うどん」「東大阪ラグカリー」が決まった。

 同機構ではレシピを公開し、「ひがしおおさかラグビーめし」をメニューとして提供する市内飲食店を募集。同店が提供1号店として「花園丼」と「東大阪ラグカリー」の提供を始めた。

 提供開始初日には、東大阪市出身で元ラグビー日本代表の大西将太郎さんと野田義和東大阪市長が来店し、両メニューを試食。初めに「花園丼」が提供され、「試食を楽しみに朝ご飯を抜いてきた」という大西さんは「ラグビーボールの形をしたメンチカツが思っていたより柔らかい。試合当日にはボリュームがあるので、試合前日に食べたらいいと思う」などと話した。

 続いて、ご飯を中央に盛り、片側にカレー、片側にどて焼きを盛り付けた「東大阪ラグカリー」を試食し、「最初は敵同士の戦いだが、カレーとどて焼きが混ざってもおいしく、最後はノーサイド。日本人だけでなく、海外の人にもおいしいと思ってもらえる味」と言い、「一般の方が考えたメニューというのが東大阪らしい。W杯が終わったとも残るメニューだと思うので、一店舗でも多く出してくれる店があれば」と呼び掛けた。

 野田市長は「学生の方はガッツリいけると思うので、年末年始の高校ラグビーの際に高校生に食べてもらいたい。たこ焼きやお好み焼きなど粉もんだけじゃなく、花園のご飯はおいしかったと言ってもらえたら」と期待する。

 同店では26日まで、ランチタイム(11時~14時)に両メニューを提供。各メニューとも1日10食限定で、価格はいずれも910円。来週以降は、週替わりメニューとしていずれかをランチメニューとして提供する予定。

 同機構では引き続き、優秀メニュー3作品を提供する飲食店を募集する。

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