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東大阪の自動車教習所、教習車にラグビーW杯仕様ナンバープレート採用

「八戸ノ里ドライビングスクール」では教習車にラグビーワールドカップ2019日本大会特別仕様のナンバープレートを採用

「八戸ノ里ドライビングスクール」では教習車にラグビーワールドカップ2019日本大会特別仕様のナンバープレートを採用

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 東大阪の自動車教習所「八戸ノ里ドライビングスクール」(東大阪市御厨南1)の路上教習車が現在、ラグビーワールドカップ2019日本大会特別仕様のナンバープレートを付けて走行している。

路上教習車の後部ナンバープレート

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 東大阪市役所で4月27日、同ナンバープレート交付記念セレモニーが行われ、野田義和東大阪市長の公用車のナンバープレートをW杯仕様のナンバープレートに交換。セレモニーの様子を見ていた同教習所部長の宮後博行さんが、「W杯は花園でも開催するし、応援する意味で教習車のナンバープレートをW杯仕様にしてはどうか」と、谷岡樹社長に提案した。

 宮後さんは高校時代にラグビーをしていたといい、自身の子どもを東大阪ラグビースクールに通わせていたところ「お父さんも手伝ってもらえますか」と言われ、仕事が休みの日曜にコーチとして参加。同スクールでは現在、事務局長の肩書きで東大阪のラグビー発展のために尽力しており、「教習生だけでなく、地元市民に見てもらうことによりラグビーW杯開催の機運を高めたい」と考えたという。

 同教習所には53台の路上教習車があり、背景に図柄の入ったナンバープレートへの交換には交付手数料と寄付金を合わせ1台につき8,700円が必要になる。宮後さんからの提案を受けた谷岡社長は「ナンバープレートを換えることでW杯開催の支援につながるし、2019年に観戦に訪れる多くの観光客に、企業と市民がスクラムを組みW杯を応援する街としてアピールできれば」と決めたという。同教習所は、花園ラグビー場改修やラグビーW杯2019の開催経費に充てられる「ラグビーのまち東大阪基金」にも寄付をしている。

 同教習所では通常運営しながら、5月下旬から毎日数台ずつナンバープレートを交換。6月中旬に全53台すべてのナンバープレートの交換が終わった。

 宮後さんは「職場でラグビー関連の取り組みができてうれしい。市内企業の社用車にも広がり、街全体で盛り上げることができれば」と話す。

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