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東大阪・布施に駄菓子BAR「ネバーラン堂」 駄菓子食べ放題、くじやマンガも

駄菓子BAR「ネバーラン堂」

駄菓子BAR「ネバーラン堂」

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 近鉄布施駅近くに8月21日、「駄菓子BAR ネバーラン堂」(東大阪市足代新町)がオープンした。

店内の駄菓子コーナー

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 「正統派の飲食店は味が売りだと思うが、飲食店の経験がなかったので売りになるものを考えていた」と、駄菓子BAR代表の西村博さん。「誰でも食べたことがあって懐かしい、子どもの頃は小銭を握りしめてどれにしようか悩んでいたが、大人買いができるという子どものときの夢がかなう空間。味とは別の楽しみ方ができる飲食店にしよう」と2014年12月、京橋に1号店の「駄菓子BARウサギ堂」をオープンした。

 梅田やミナミのような繁華街ではなく、「ちょっと外れた人の集まるエリア」で展開しようと、今年4月には枚方に2号店となる「駄菓子BARゴリラ堂」をオープン。布施の店舗は3店舗目となる。

 11坪の店内にはテーブル席、カウンター席を合わせ、16席を設ける。ほかの2店舗と比べ「内装をかわいくした」といい、壁には1980年代~1990年代ごろのアメリカントイや映画のポスターなどを飾る。

 料金は、チャージ490円で60分駄菓子食べ放題。1ドリンク制。駄菓子は、モロッコヨーグルやキャベツ太郎、うまい棒など約80種類をそろえ、毎月内容を入れ替える。飲み放題はチャージ込みで2時間2,500円。

 駄菓子以外にも、くじを引いて枚数が決まるミルクせんべい(220円)や、卵せん(480円)、あげパン(390円)などを用意。キャベツ太郎をくだいたものと卵を混ぜて焼く「キャベツ太郎焼き」(390円)など、同店オリジナルメニューも提供する。スーパーボールくじや「なめ猫カード」、「おばけけむり」(各1回50円)など、駄菓子屋にあった遊びも楽しめる。利用客は20~30代を中心に学生からサラリーマンと幅広く、客単価は2,000円程度。

 今はまだ使っていないが同店には2階があり、「家みたいにお菓子を食べながらリラックスできる座敷席を作りたい」と西村さん。次の店舗については、「駄菓子ではない別のコンセプトバーを開きたい」と意欲を見せる。

 営業時間は19時~翌3時。日曜定休。

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