足場をはじめとする建設業界のプラットフォーマーとして、業界課題に革新的なソリューションを創造しつづける株式会社タカミヤ(以下タカミヤ、大阪本社:大阪市北区、東京本社:東京都中央区、代表取締役会長兼社長:高宮一雅)は、建設現場の足場運用マネジメントサービス「OPE-MANE(オペマネ)」の機能拡充として、同サービス内で提供する足場のデジタルマーケット「Iq-Bid(アイキュービッド)」において、従来の売買機能に加え、今春より、新たに「貸す/借りる」機能の運用を開始予定です。
本機能の追加により、建設会社が自社で保有する余剰・未稼働の足場を、期間限定で他社に貸し出すことが可能になります。これまで使われずに保管されていた足場を、必要とする別の現場へ循環させ、新たな収益に繋げることが可能です。

※本サービスは開発中です。仕様は変更となる場合があります。
■サービス開始の背景:国内に存在する足場の約半数が未稼働という課題
建設業界では、現場ごとに必要となる足場が異り、工期や案件の繁閑によって使用量が大きく変動するため、すべての足場を常時稼働させることは現実的に難しいという構造があります。その結果、ある現場では足場が不足し追加調達が必要となる一方で、整備が追いついていない足場が使われないまま保管されるなど、業界内で需給のミスマッチが常態化しています。
実際、国内に存在する足場の総量は推定115,487,460平方メートル (*1)にのぼり、国交省の公表データによると足場の稼働率は54.1%前後(*2)で他は未稼働の状態にあると推測されます。すでに大量の足場が存在しているにもかかわらず、価値を生み出さないまま管理・保管コストだけが発生している足場材が、業界内に相当量眠っているのが実情です。
資材価格の高騰や人手不足が深刻化する中、こうした“眠れる足場材”をいかに有効活用し、必要とする現場へ回していくかは、建設業界全体の生産性を左右する重要なテーマとなっています。新たに足場を生み出すのではなく、すでに存在する資産の稼働率を高めることが、持続的な事業運営につながります。さらに、資源循環の観点から見ると、新たな足場を製造・調達するたびに、製造や輸送に伴うCO2排出が発生します。
こうした課題に対応するため、タカミヤは、建設現場の足場運用マネジメントサービス「OPE-MANE」の機能拡充として、同サービス内で提供する足場のデジタルマーケット「Iq-Bid」において、従来の売買機能に加え、新たに「貸す/借りる」機能の運用を開始します。
*1:タカミヤ調べ *2を元に算出
*2:国土交通省 第7表 建設関連業等動態調査(建設機械器具レンタル業等より ※令和7年12月公開分)
■「Iq-Bid」に追加された「貸す/借りる」という選択肢
デジタルマーケット「Iq-Bid」は、「OPE-MANE」内で、次世代足場「Iqシステム」を、ユーザー同士で売買できる機能です。2023年に本格運用を開始し、足場を単なる「工事用機材」ではなく、「運用・流通可能な資産」へと転換することを目的としてきました。
今回新たに追加された「貸す/借りる」機能では、出品者が貸出数量、1日あたりの価格、貸出期間を設定し、その条件を見た他の利用企業が借りたいと判断すればマッチングが成立します。本機能を活用することで、余剰分を期間限定で貸し出し、新たな収益につなげることが可能になります。

「Iq-Bid」運用画面 ※本サービスは開発中です。仕様は変更となる場合があります。
【関連サイト】
足場運用マネジメントサービス「OPE-MANE」LP:https://pg.takamiya.co/OPE-MANE.html
次世代足場「Iqシステム」HP:https://www.takamiya.co/iq/
「Iq-Bid」開始リリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000098013.html
※「Iq-Bid」はOPE-MANE内で提供される機能の一つです。
■今後の展望:最適な機材運用の実現へ
担当者は「今後は、蓄積される取引データを活用し、AIなどによって理想的な機材バランスを自動で提示する機能の検討も進めていきます」と述べています。
タカミヤは、適正な価格形成と付加価値の創出を通じて、人手不足やコスト高といった建設業界の課題解決に貢献し、業界全体の生産性向上と持続可能な成長を支えていきます。
■足場のデジタルマーケット「Iq-Bid」は「タカミヤプラットフォーム」の一環
タカミヤは建設業の深刻な人手不足・コスト高などの問題に対応するため、建設ソリューション群「タカミヤプラットフォーム」を提供しています。足場等の仮設機材の調達・運用マーケットプレイス提供やデジタル設計支援等のデジタル化にはじまり、鳶職人に特化した無料の求人サイトまで、多岐にわたるソリューションを統合しています。
今回の足場のデジタルマーケット「Iq-Bid」もその一環として、建設業界の安全性・生産性向上などに貢献します。

主なサービス内容
- 「OPERA」:建設DXの入口。仮設機材の24時間WEB注文などをはじめとしたプラットフォームポータルです。業務をデジタル化し、効率性を大幅に向上させます。
- 「OPE-MANE(オペマネ)」:建設現場の足場運用マネジメントサービスです。顧客が購入した足場機材の管理・整備を代行。足場の運用状況も確認可能です。ATMのような感覚で、全国の機材Baseから足場機材を引き出せる仕組みです。
「Iq-Bid」:次世代足場「Iqシステム」を対象とした足場のリアルタイムマーケットです。次世代足場保有資産の運用状況や市場価格を確認しながら、ユーザー同士で自由に足場の売買やレンタル(貸し借り)を行うことができます。OPE-MANE内で提供される機能の一つです。
- 「タカミヤのBIM/CIM」:3Dレーザースキャナーで仮設工事の設計を効率化させることができます。また、3D図面を共有・更新活用することで、建築物の情報を一元管理します。
- 「Tobira」:鳶職人に特化した求人サイトです。人手不足の解消を支援し、業界全体の採用効率向上が可能です。
- 「タカミヤの安全教育」:墜落や落下時の衝撃数値の可視化など、バーチャルと実体感を融合した最先端の足場教育プログラムを提供します。
これにより、タカミヤは建設業界のコスト削減、人材不足の解消、安全性向上、業務効率化を推進し、業界全体の生産性向上に貢献します。
■株式会社タカミヤについて
建設現場で使われる仮設機材をはじめとする、住宅用機材、構造機材、農業用ハウス、防災用ダムなど多彩な製品について、開発・製造から、販売、レンタル、設計、施工までトータルにサービスを提供しています。
技術革新を通じて付加価値の高い製品やサービスを生み出し、地下工事から超高層建物、高速道路、橋、農業、自然災害対策分野など、さまざまな「現場」の安全性・施工性を向上させ、業界の発展に貢献しています。
社名 :株式会社タカミヤ
代表 :高宮 一雅
本社所在地:大阪市北区大深町 3-1 グランフロント大阪 タワーB 27階
:東京都中央区日本橋3-10-5 オンワードパークビルディング12階
URL :https://corp.takamiya.co/
設立 :1969年6月21日
資本金 :10億 5,214万円
従業員数 :755名(連結従業員数 1,356名)
事業内容 :仮設機材の開発、製造、販売及びレンタル、仮設工事の計画、設計、施工