シンガー・ソングライター若林美樹さんのレコ発記念ライブが12月1日、東大阪市役所本庁舎最上階の展望レストラン「スカイラウンジ22」（東大阪市荒本北1）で行われた。

レコ発記念ライブの様子

　奈良県出身・在住の若林さんは、京都造形芸術大学で油絵を学んでいたが、在学中に入った軽音サークルがきっかけで音楽を始める。20歳のときにサークルは解散したが、一人で曲を書きながら音楽を続け、年1回程度ライブに出演。25歳ごろからストリートライブを始め、現在は1カ月に20本ほどのライブに出演するなど精力的に活動をしている。

　歌手として活動する傍ら求人広告の代理店でアルバイトをしていたころの縁で今年、ピセスリンク（岩田町）が発行する東大阪エリアのクーポン書籍「プレミアムパスポート 東大阪へ行こうよvol.1」の編集を手伝うようになり、東大阪在住でラグビー好きの同社社長から7月ごろ、「ラグビーの応援歌を作ってみないか」と言われた若林さん。

　曲の打ち合わせをしていたのが今回のレコ発ライブを開いた市庁舎最上階のレストランだったことから、タイトルを「TEPPEN！」とし、「1位になることも大切だけど自分自身に負けないこと、誰に対しても強くなれるとの思いを込めた」。PVの撮影は市花園ラグビー場で行い、CD売り上げの一部は、市が設置する「ラグビーのまち東大阪基金」に寄付するという。

　「夢は4年後のW杯開会式で歌うこと」との野望を抱く若林さん。「4年後のW杯日本開催に向かって選手たちもがんばっているだろうし、学校や仕事など、みんな日々続けていることがある。へこむこともあると思うが、毎日の自分を誇れる応援歌になれば」と話す。

　同CDは12月4日全国リリース。価格は1,080円。今月24日には、梅田AKASO（大阪市北区）でのワンマンライブを予定する。