近鉄奈良線・河内小阪駅近くのオープンスペース「キッズ&ママ・ラボ」(東大阪市小阪本町1)で現在、親子向け講座「小阪ママっコラボ講座」が開かれている。
河内小阪駅周辺の商店街と大阪樟蔭女子大学、地域計画建築研究所、週刊ひがしおおさかが昨年から取り組む「キッズファースト商店街事業」。子どもに優しく、商店街の活性化につながるイベントなどを企画しており、同事業の一環として10月初旬、空き店舗を活用した子育て中の母親と子どもが集うことができる拠点「キッズ&ママ・ラボ」を開いた。
現在開講する「小阪ママっコラボ講座」では、大阪樟蔭女子大学、商店街の店主、地域NPOメンバーらが講師となり、子育てや食に関する講座を企画。「講座内容はみんなで協議し、バリエーション豊かで楽しんでもらえることをモットーに立案した」と週刊ひがしおおさかの野口美保さん。同大学の各学科の特色を生かし、ライフプランニング学科、児童学科、心理学科、健康栄養学科の教授らを講師とし、子育て中の母親や親子を対象とする講座をそろえた。
12月16日は、小阪ドッグマッサージ&レディスサロン「セブンスヘブン」による「クリスマス☆メディカルアロマ講座」、来年1月15日は日本の給食と比較しながら紹介するアメリカの給食プログラム、同7日と28日は心理学の教授による子どもの心の理解に関する講座、30日には子どもたちが遊んでいる間に保護者に一息ついてもらうことをコンセプトとする「まちかど子育てカフェ」などを予定。
野口さんは「ママと子どもが楽しめる講座をたくさん用意した。たくさんの子どもであふれる活気ある商店街に一緒にしていきましょう」と参加を呼び掛ける。
各講座は開催3日前までに申し込みが必要。参加費は200円~1,000円。申し込み方法はホームページで確認できる。