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東大阪・河内花園にかき氷店「ごえん」 通年営業、新メニューに意欲

店主の鎌中裕司さん

店主の鎌中裕司さん

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 かき氷店「ごえん」(東大阪市花園本町1)が7月20日、近鉄奈良線河内花園駅近くにオープンした。

「いちご」果肉あり大と「みるく」大

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 以前は大阪市内の企業に勤めていたという店主の鎌中裕司さん。「飲食店での勤務経験はないが食べることが好きで、地元で飲食店を開きたいと漠然と思っていた。会社を辞めて何か始めようと考えていた頃、店で使っているかき氷機の実演販売に出会い、東大阪にはかき氷に特化した店がないのでこれだと思った」と振り返る。当初はキッチンカーでの出店を考えていたが、納車まで2カ月待ちで夏が終わってしまうため、店舗を構えたという。

 「店の奥は黒板調の壁紙にしようと決めていた」といい、壁面にはメニューを記載。フォトスポットも用意した。客席側は水色の壁紙を使って明るい雰囲気とし、カウンター席8席、テーブル席6席を設ける。

 同店のかき氷は、シロップと水をオリジナルの配合で混ぜ合わせた液体をマシンに入れ、瞬間凍結させて作る。鎌中さんは「氷を削ってシロップをかけるのではなく、先にシロップを混ぜ合わせているので、味が均一で最後までおいしく食べられる。糸状に細かく削っているので溶けにくく、ふんわりとした食感」と話す。

 メニューは、「いちご」「めろん」「みかん」「みるく」の4種類で、「みるく」以外は果肉入り自家製シロップありとなしから選ぶ。「いちご」「めろん」「みかん」の果肉なしは小=300円、大=500円、果肉ありと「みるく」は小=500円、大=700円。練乳トッピング無料。「『みるく』は水を使わず、牛乳と練乳だけで作っている。牛乳を温めて練乳を入れるタイミングで味が変わるので、何度も試して味を決めた」と話す。

 「今は『みるく』にトッピングはないが、コーヒーやココア、抹茶などのオプションを考えている。かき氷は通年で提供し、秋以降はテイクアウトできるフードの販売などもできれば」と意欲を見せる。

 営業時間は12時30分~23時。休業日はインスタグラムと店頭で知らせる。

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