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近鉄百貨店で「近大味めぐりおせち」販売へ 近大生まれの食材使う

「近大味めぐりおせち」第4弾(写真提供=近畿大学)

「近大味めぐりおせち」第4弾(写真提供=近畿大学)

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 近鉄百貨店が9月9日から、「近大味めぐりおせち」の予約販売を同店ネットショップで始める。

文芸学部文化デザイン学科の学生がデザインした風呂敷

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 近畿大学(東大阪市小若江3)と近鉄百貨店(大阪市)、新魚栄(同)が共同開発した同商品。近畿大学と近鉄百貨店は2017(平成29)年、商品開発や人材育成などの取り組みを拡大させるため締結した包括連携協定の一環として、近畿大学の研究成果である食材を使った同百貨店オリジナルおせちを2021年から販売化しており、毎年使う食材や品目を変えながら開発している。

 第4弾となる今回のおせちは、完全養殖クロマグロ「近大マグロ」の有馬煮や近大マダイの南蛮漬け、近大ヒラメの龍皮巻き、近大ブリヒラの照り焼き、「近大おいし鴨」のロース煮などを使い、和洋折衷のおせちに仕上げた。同大学が連携する福島県川俣町の蜂蜜や、同大学学生サークルが育てたカブを使うのは今回が初めて。おせちは、黒門市場の老舗鮮魚店「新魚栄」が監修した。

 商品化に当たり、農学部農業生産科学科農業経営経済学研究室の学生が商品企画を提案。文芸学部文化デザイン学科の学生が、重箱を包む風呂敷と品書きをデザインした。

 近畿大学農業生産科学科農業経営経済学研究室の大石卓史教授は「今年は初めて、一の重に魚介類を集めて『お魚重』にした。初めてこのおせちを購入される方にも選んでもらいやすいように、品書きや構成を工夫しながら仕上げた」と話す。

 おせちは3人用二重折。価格は2万7,000円。200セット限定。近鉄百貨店ネットショップは9月9日10時から、近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店、上本町店、東大阪店、奈良店、橿原展、生駒店、和歌山店、草津店、四日市店は9月20日から予約販売を始める。

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