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河内小阪に「串かつちとせ」 東大阪市内3店舗目、「100年愛される店に」

現店主の田中裕之さん(前列一番左)、小阪店店長の坂梨雄暉さん(左から2番目)と串かつちとせのスタッフ

現店主の田中裕之さん(前列一番左)、小阪店店長の坂梨雄暉さん(左から2番目)と串かつちとせのスタッフ

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 「串かつちとせ小阪店」(東大阪市小阪1、TEL 06-6736-5984)が10月17日、近鉄奈良線河内小阪駅近くにオープンする。

小阪店店長の坂梨雄暉さん

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 同線八戸ノ里駅近くに本店を構える「串かつちとせ」(下小阪5)の3店舗目。1949(昭和24)年、新世界で2代目の現店主・田中裕之さんの父と伯母が創業し、2008(平成20)年に田中さんが会社員を辞めて店を継ぐタイミングに合わせて、実家のある東大阪に移転した。昨年2月には、同店の従業員が布施にのれん分け店をオープンし、2店舗で営業。今年で創業75周年を迎えた。

 次の代のことを考え、小阪店の店長は田中さんのおいで創業者の孫に当たる坂梨雄暉さんが務めることになった。坂梨さんは勤めていた会社を5月に退職し、小阪店オープンに向けて本店で研修を重ねた。8月16日からは小阪店のオープンを知ってもらおうと、クラウドファンディングで支援者を募集した。

 席数は、カウンター席とテーブル席を合わせ24席。メニューは本店と同じで、串かつは、牛肉、どて焼き(以上1本143円)などの肉類、タマネギ(143円)、プチトマト(220円)など野菜類、大エビ(572円)、サーモン(275円)など魚介類、そのほか、ハムカツ、チーズ(以上220円)など、35種以上の定番メニューと一品メニュー、ご飯物をそろえる。

 コースは、10本コース(2,640円)、15本コース(3,520円)、串かつ5本とソフトドリンクをセットにした「お子さまセット」(小学生まで、1,100円)。ソースは、ウスターソースをベースにした甘めのオリジナルプレンドソースを用意する。同店のオリジナルソースを使って商品化した「串かつちとせ 秘伝のソース」(360ミリリットル=680円)、どて焼きに使う白みそだれとオリジナルソースを使ったレトルトカレー「串かつちとせ こってりどて焼き牛すじカレー」(1食分450円)も販売する。

 坂梨さんは「ゆくゆくは小阪店オリジナルメニューも作っていきたい。この先、創業100年、200年と皆さんに末長く愛される店にできるよう努力したい」と話す。

 営業時間は17時~23時。月曜定休。

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