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花園近鉄ライナーズが東大阪市長にシーズン終了報告 太田春樹新監督も

今シーズン終了報告のため東大阪市役所を訪問した花園近鉄ライナーズと野田市長、山本副市長

今シーズン終了報告のため東大阪市役所を訪問した花園近鉄ライナーズと野田市長、山本副市長

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 東大阪市がホストエリアのジャパンラグビーリーグワン「花園近鉄ライナーズ」(以下、ライナーズ)が6月23日、東大阪市役所を訪問し、野田義和市長に今季の終了を報告した。

太田春樹新監督

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 「1年でディビジョン1昇格」を目標に掲げ、今季はディビジョン2で戦ったライナーズ。リーグ戦を2位で終え、ディビジョン1との入れ替え戦に臨んだが2連敗し、1年での復帰とはならなかった。

 今季で退団する向井昭吾ヘッドコーチは「2年連続でいい報告ができず申し訳ない。今季は出だしがうまくいかず、負ければ終わりという形になってから力が出始めて、スタッフも含め、みんなの力が集結して最後はいいゲームができた。ライナーズは若いチームなので、これからまだ伸びるチーム。来季こそはディビジョン1に上げてもらえると思っているので引き続きサポートをお願いしたい」と話した。

 駒喜多学部長は、今季で退団する前田隆介GMに代わってチームディレクターに村下雅章さん、新監督に前コーチングコーティネーターの太田春樹さんが就任すると2人を紹介した。村下チームディレクターは「太田は一緒にやってきた仲間。2人で一緒に強いライナーズを作っていけたら」、太田新監督は2029年の創部100年に向け、「継承と進化、良いものを引き継いで、新しいものをどんどん取り入れながらチームを強化していきたい」と話す。野田市長は「一番上のステージでライナーズが頑張ってくれているというのが一番見たい風景なので、頑張ってほしい」とエールを送った。

 来季について、太田新監督は「ディビジョン1(昇格が)必達。ディフェンスをしっかり鍛えるところからチーム作りをやり直したい。ディフェンスとフォワードのモール。強化すれば必ずディビジョン1に上がれるという部門なので、そこに時間をかけてやっていきたい。ベテラン選手が勇退する中で、若いからできる練習をしっかり積んで、粘り強く、泥臭く、魂のこもったプレーをするようなチームに仕上げていきたい」と意気込む。

 チームは7月28日に始動する予定。

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