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瓢箪山のキャラクター「せんなりくん」にテーマソング 梶有紀子さんが制作

「せんなりは此処に居る成り」を初披露したミニライブ「月光祭」の様子

「せんなりは此処に居る成り」を初披露したミニライブ「月光祭」の様子

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 近鉄奈良線瓢箪山駅近くにある3商店街の有志で構成する「瓢箪山活性化委員会」が7月25日、マスコットキャラクター「せんなりくん」のテーマソングをサンロード瓢箪山商店街で初披露した。

「せんなりは此処に居る成り」を歌う梶有紀子さんと久しぶりに人前に姿を現した「せんなりくん」

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 「せんなりくん」は2011(平成23)年に誕生した瓢箪山地域のキャラクター。性格はポジティブで、階段を一歩ずつ着実に上がっていくタイプ。せんなりくんが誕生した当時は商店街に1000個のひょうたんのオブジェがあったことにちなみ、「体は1000個のひょうたんからできている」という。瓢箪山地域にはせんなりくんのほか、サンロード瓢箪山商店街の「ひょうたクン」、ジンジャモール瓢箪山商店街の「ひょこタン」の2体のマスコットキャラクターがおり、最近はこの2体の登場が多く、せんなりくんは影を潜めていた。

 「ひょうたクン」「ひょこタン」にはそれぞれ、シンガー・ソングライターの若林美樹さんが手がけたテーマソングがある。同委員会は「せんなりくんを復活させるためにテーマソングを作ろう」と、以前から若林さんと親交があり、ひょうたクンのテーマソング「ハイ☆タッチひょうたクン」にコーラスで参加したシンガー・ソングライターの梶有紀子さんに制作を依頼した。

 梶さんは「キャラクターの曲は作ったことがなく、プロフィルを見たり、千成ひょうたんにまつわる歴史背景を調べたりした。瓢箪山の街や商店街を入れ、みんなでワイワイ歌ってほしいと韻を踏んだ歌詞にした」と話す。歌詞を作った後にギターで曲をつけているといい、「キャッチーで繰り返しのある曲調で、商店街の人にコーラスに参加してもらった」(梶さん)という。テーマソングのタイトルは「せんなりは此処(ここ)に居る成り」。完成した曲には振りも付いた。

 7月25日はテーマソング完成を記念し、サンロード瓢箪山商店街でミニライブ「月光祭」を行った。ライブには、若林さん、梶さん、ひょうたクン、せんなりくんが出演し、梶さんは「せんなりは此処に居る成り」を初披露した。

 梶さんは「商店街で毎日曲を流してもらっている。覚えてみんなで歌ってもらえたら」と笑顔を見せる。

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