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エクス、「ものづくり川柳」作品募集 開催10回目、昨年は6368句集まる

(左から)東大阪経済新聞の和田京子編集長、エクスものづくり川柳事務局の中上かつらさん

(左から)東大阪経済新聞の和田京子編集長、エクスものづくり川柳事務局の中上かつらさん

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 生産管理システム「Factory-ONE 電脳工場」シリーズの開発・販売・サポートを手がける「エクス」(大阪市)が現在、「ものづくり川柳2025」の作品を募集している。

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 1994(平成6)年創業の同社は、2014(平成26)年に東大阪サテライトオフィスを開設し、2015(平成27)年6月にはニュースサイト「東大阪経済新聞」を開設。「ものづくりのまち東大阪」に密着した事業を展開しながら、中小製造業向けの多様なサービスを展開している。

 同社では「製造業の人に楽しんでもらうとともに、広く製造業に関心を持ってもらいたい」と、2015(平成27)年に第1回「生産管理川柳」を開催。2018(平成30)年からは、「生産管理というタイトルだと、ものづくりという発想になりにくいと感じた」ことから、名称を「ものづくり川柳」に改め、毎年開催している。

 昨年は1849人から6368句の応募があり、特賞には「ビスならば 大谷さんより 打っている」が選ばれた。昨年は、パリ五輪にまつわる単語や「物価高」「多様性」「光る君」などを使った作品が見られたほか、例年通り、製造現場での日常や家庭でのものづくりを詠んだユーモアのある作品が寄せられた。

 応募作品は事務局で1次選考を行い、11月19日に30作品を同社ウェブサイトに掲載する。その後は一般投票で、特賞1点、優秀賞9点を決める。特賞には3万円分、優秀賞には5,000円分の商品券を進呈する。同社ものづくり川柳事務局の中上かつらさんは「昨年は入賞作品のほか、AIが選考した『AIが選んだで賞』も設けた。今年もAIでの選考も検討している」と話す。

 中上さんは「皆さまのおかげで10回目の開催を迎えることができた。毎年、生産現場での苦労や楽しさ、小さなお子さんのものづくりへの思いなどが作品から感じられ、選考する側も楽しませていただいている。今年も多くの作品が集まることを期待している」と話す。

 応募は1回5句まで、同社ウェブサイトで受け付ける。募集締め切りは10月31日。

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