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花園近鉄ライナーズの選手とスタッフが「愛ガード運動」 小学生の登校見守り

英田南小学校校門前で「スマイル愛ガード運動」に参加する選手たち

英田南小学校校門前で「スマイル愛ガード運動」に参加する選手たち

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 ジャパンラグビーリーグワン「花園近鉄ライナーズ」(以下、ライナーズ)の選手とスタッフが10月10日、小学生の登校見守り活動「スマイル愛ガード運動」に参加した。

高野蓮選手と人羅奎太郎選手

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 「地域の子どもは地域で守る」「子どもの安全はみんなで」を合言葉に、東大阪で2005(平成17)年に始まった「愛ガード運動」。東大阪市内の学校・家庭・地域が連携し、児童の登下校時の見守りや通学路などの見回り、交通安全啓発などを行う活動で、現在、約8000人が愛ガード運動協力員として参加している。ライナーズは10年以上前から愛ガード運動に参加しており、2021年からは「スマイル愛ガード」と名付け、チーム全体で活動に参加している。

 10月10日は、選手とスタッフ合わせて約90人が同活動に参加。東大阪市内の小学校14校に分かれ、8時から8時30分の登校時間の間、教職員や地域の愛ガード運動協力員と一緒に小学生の登校を見守った。

 東大阪市花園ラグビー場近くの英田(あかだ)南小学校周辺では、サナイラ・ワクァ選手、菅原貴人選手、人羅奎太郎選手、高野蓮選手とスタッフが活動に参加。「おはようございます」とあいさつをするとともに、「自転車来てるよ」「信号変わったよ」などと声をかけ、黄色い旗を上げて児童たちを誘導した。

 活動に参加したワクァ選手は「気持ちのいい朝にここに来て、小学生をお見送りして、子どもたちが笑顔いっぱいで。子どもたちの笑顔だけじゃなくて保護者の方とも少しお話しする機会が得られてすごく楽しい」とほほ笑む。

 ライナーズは10月11日、ジャパンラグビーリーグワンライジング第3週で、レッドハリケーンズ大阪と東大阪市花園ラグビー場(松原南1)で対戦する。2025-2026シーズンのバイスキャプテンに任命された菅原選手は「これまでいろんなリーダーを見てきたので、そのいいところを取り入れ、取り組む姿勢を見せていきたい。プレシーズンはいろいろな新しいことをやってきたので、明日の試合ではしっかりそれを出せるよう、個人としてもチームとしてもハードワークして頑張りたい」と意気込む。

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