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花園近鉄ライナーズが9トライで快勝 新加入・リボック選手トークショーも

2トライを決め、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた木村朋也選手 ©Tomohiko Sakamoto

2トライを決め、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた木村朋也選手 ©Tomohiko Sakamoto

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 ジャパンラグビーリーグワン ライジング最終節の試合が10月11日、東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南)で行われ、花園近鉄ライナーズがレッドハリケーンズ大阪に61-26で勝利した。

新加入のマニー・リボック選手

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 若手選手や出場機会が限定されている選手の出場機会確保、有望選手の発掘を主な目的に、今年初開催する同大会。この日の試合では、花園近鉄ライナーズ(以下、ライナーズ)は前半4分、中川湧眞選手のトライで先制し、その後も木村朋也選手が2トライを決めるなど、26-7とリードして前半を終了。後半は両チームとも大きくメンバーを入れ替え、ライナーズは新加入のピーター・ウマガ・ジェンセン選手がトライを決めるなど、5トライを重ねて61-26で快勝した。

 同大会では、両チームのゲームキャプテンが相手チームからそれぞれ1人ずつ、プレーヤー・オブ・ザ・マッチを選出。ライナーズは木村選手、レッドハリケーンズは川村祐太選手が選ばれた。

 試合終了後、グラウンドでは、新加入した南アフリカ代表SOマニー・リボック選手のトークショーが行われた。リボック選手は「チームのビジョンや目標を聞かせてもらい、ぜひ、という気持ちになった。私自身はチャレンジすることが大好きなので、目標に向かって頑張っていく、その一員になりたいと思って来た」と入団を決めた理由を話し、「チームが目標を達成するために、ベストを尽くす」と意気込みを見せた。太田春樹監督は「一番はディフェンスを切り裂くラン。ランニングに期待している。もう一つは、ゲームメークはもちろん、両足で正確なキックを蹴ることができる」と期待を寄せた。

 トークショーでは、リボック選手が「地域の子どもたちにプレーを見に来てもらいたい。なんとかしてもらえないか」と提案。太田監督は「私たちとしても小学生に愛される、目標とされるチームづくりをしている。マニーも小学生からたくさん応援してほしいということなので、東大阪市の小学生を入場無料に」と、今シーズンのホストゲームで市内在住の小学生を無料招待することを宣言した。リボック選手は「おおきに」と感謝の言葉を述べた。

 トークショー終了後には、平野翔平選手、牧野内翔馬選手、キラン・マクドナルド選手、ライノ・ピータース選手、藤原恵太選手、リボック選手、ウマガ・ジェンセン選手、バーガー・オーデンダール選手の新入団選手記者会見が行われ、それぞれが、ディビジョン2優勝、ディビジョン1昇格、4年後の創部100周年に向けた意気込みなどを語った。リボック選手は「強みはアタックの能力。2つ目として周りのコントロール。システムの中で周りを使っていくところは自分の強み」と自信を見せた。

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