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東大阪の「串かつ ちとせ」と「炉端 安来や」がコラボ 両店で限定メニュー

企画した「串かつ ちとせ」代表の田中裕之さん(写真左)と「炉端 安来や」代表の池田佳奈さん(同右)

企画した「串かつ ちとせ」代表の田中裕之さん(写真左)と「炉端 安来や」代表の池田佳奈さん(同右)

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 近鉄奈良線・八戸ノ里駅近くの「串かつ ちとせ」(東大阪市下小阪5、TEL 06-6728-3332)と、河内小阪駅近くの「炉端 安来や(やすぎや)」(御厨栄町2、TEL 06-6787-1414)は現在、期間限定のコラボメニューを提供している。

「串かつ ちとせ」で提供するコラボ企画メニュー

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 企画したのは、「串かつ ちとせ」代表の田中裕之さんと「炉端 安来や」代表の池田佳奈さん。小阪・八戸ノ里周辺で過去4回開催する「小阪・八戸ノ里 なのはなバル」を開催したいと発案した池田さんが、「地域を知っている人で意欲のある人を紹介してほしい」と知人に依頼。田中さんを紹介された。過去の同バルイベントでは、池田さんが1回目と2回目の実行委員長を務め、3回目から田中さんに引き継ぎ、ともに同イベントを盛り上げてきた。

 「炉端 安来や」は、約9年営業した「岩山海 小阪店」から今年3月、店名を変えリニューアル。島根県安来市出身の池田さんの夫が展開する海鮮居酒屋「安来や」と同じ、山陰の海鮮や島根牛を中心としたメニューを提供する。リニューアルにあたり、「何かコラボしてお客さんを共有できないか」と、同企画を田中さんに持ち掛けた。

 「串かつ ちとせ」では、「炉端 安来や」から仕入れるマグロ、ハタハタ、ホタルイカ、フグの串4本セットを500円(通常価格600円)で提供。限定メニューを作るにあたり8種類ほどの食材を提案してもらい、油が跳ねる、味が分かりにくいなどの食材を避け4種類を採用した。同店では、エビやキスなどの串カツはもともと提供しているが、「魚系の串はあるが種類が少なく、通常の仕入れでは珍しい魚を安定供給してもらうのは難しい」と田中さん。「うまく定着させて旬のものを提案していきたい」と話す。

 「炉端 安来や」は、ハマチやヒラマサ、スズキなど、刺し身用の魚を使った串盛りを「串かつ ちとせ 秘伝のソース」で提供。通常4本540円のところ、期間限定で、5本540円で提供する。同店では以前から日替わりで同ソースを使った海鮮串盛りを提供しており、好評だったことから今回のコラボメニューに採用した。

 同企画では、両店を利用しスタンプを集めるスタンプラリーを開催。各店のスタンプ1つずつで500円、各店2つずつで1,200円の食事券を進呈する。

 「何店舗か増やして実施したり、ほかの店同士が実施したりする突破口になれば。反響はある」と田中さん。池田さんは「企画の説明をすることで、相手の店に行かなかったとしても頭の片隅には残っていると思う。何かしているというのを他店にも知ってもらい、賛同してくれるお店が増えたらうれしい」と話す。

 営業時間は、「串かつ ちとせ」=17時~23時(月曜定休)、「炉端 安来や」=17時~23時30分(月曜定休)。同企画限定メニューの提供は6月30日まで。

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