花園セントラルスタジアム(東大阪市松原南)で8月25日、プロ野球独立リーグ・ベースボール・ファースト・リーグ地元球団の「06BULLS(ゼロロクブルズ)」と東大阪市準硬式中学校選抜チームが記念試合を行った。
全国で唯一、中学生が準硬式ボールを使用し行う「第67回大阪中学校優勝野球大会」が8月に開催され、同大会で引退をする3年生を対象に選抜されたメンバーと野球部引退を記念して行う同試合。ゼロロクブルズと東大阪市中学選抜との記念試合は今年で4年目を迎える。今年からは大阪府の同大会選抜メンバーとも記念試合を行うことになり、23日に対戦した。
当日は、大阪府中体連準硬式野球部相談役で東大阪市立縄手南中学校の日比野功校長の始球式で試合がスタート。試合時間は90分で、硬式球を使った試合とした。
ゲームは、ゼロロクブルズが3回に1点先制するも、4回には市中学選抜が3対1と逆転。ゼロロクブルズは4回に1点、5回に10点を挙げ、3対12で勝利した。
試合後、ゼロロクブルズの村上隆行監督は「4回目を迎えて中学チームもしっかり準備してきて、うちの選手も焦ったんじゃないかな。できることをしっかりやるという、忘れている部分を思い出させてくれて感謝している」と言い、「中学チームは負けはしたけど勝利だったと思う」と対戦チームをたたえた。