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東大阪で「大阪ほんま本大賞」増山実さん記念対談 聞き手に疋田哲夫さん

第4回「大阪ほんま本大賞」を受賞した「勇者たちへの伝言-いつの日か来た道」表紙

第4回「大阪ほんま本大賞」を受賞した「勇者たちへの伝言-いつの日か来た道」表紙

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 大阪府立中央図書館 ライティホール(東大阪市荒本北1、TEL 06-6745-0170)で10月2日、第4回「大阪ほんま本大賞」を受賞した増山実さんの記念対談・サイン会が開かれる。

「勇者たちへの伝言-いつの日か来た道」著者の増山実さん

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 「大阪に由来のある著者、物語であること」「文庫であること」「著者が存命であること」の3つの条件を満たす作品を対象に、大阪の本屋と問屋が選考委員を務める「Osaka Book One Project」が選ぶ「大阪ほんま本大賞」。同プロジェクトでは昨年まで「大阪の本屋と問屋が選んだほんまに読んでほしい本」の名称で受賞作品を選んでおり、受賞作品の販売で得られた収益の一部で、社会福祉施設を通じて大阪の子どもたちに本を贈る活動をしている。

 第1回は高田郁さんの「銀二貫」(幻冬舎時代小説文庫)、第2回は三浦しをんさんの「仏果を得ず」(双葉文庫)、第3回は朝井まかてさんの「すかたん」(講談社文庫)が受賞。今年7月25日、第4回受賞作に増山実さんの「勇者たちへの伝言-いつの日か来た道」(ハルキ文庫)が選ばれた。

 1958(昭和33)年、大阪生まれの増山さんは出版社に勤務した後、放送作家に転身。朝日放送系「ビーバップ!ハイヒール」のチーフ構成などを務めている。2012年に「いつの日か来た道」で第19回松本清張賞の最終候補となり、同作を改題した「勇者たちへの伝言」でデビューした。

 対談では、小説を書いたきっかけや小説に込めた思い、テレビ番組の作り方との違いなどについて話す予定で、聞き手は「11PM」「EXテレビ」「鶴瓶・上岡パペポTV」「ちちんぷいぷい」などを手掛ける放送作家の疋田哲夫さん。気心の知れた間柄の2人がトークを展開する。

 「すでに読まれた方にもこれから読まれる方にも楽しんでいただける。皆さまからの質問にもお答えいただくので、お越しいただければ」と、同館指定管理者・TRCの仲麻紀子さん。

 開催時間は14時~16時。入場無料。申し込み方法はホームページで確認できる。

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