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東大阪でラグビーW杯ボランティアリーダー研修 エリス杯のサプライズ登場に歓喜

リーダートレーニングの様子

リーダートレーニングの様子

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 ラグビーワールドカップ2019日本大会ボランティア「TEAM NO-SIDE」のチームリーダーを対象とした研修が6月14日と15日、東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)で行われた。

サプライズ登場したウェブ・エリス・カップ

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 大会ボランティアは全国で1万3000人、うち、市花園ラグビー場周辺で活動するボランティアは約900人。志願者の中から約100人を東大阪会場のリーダーに選定した。リーダーは大会を成功させるため、一般ボランティアをまとめチームを作り上げる役割を担う。

 14日の研修には19歳~75歳のリーダーが参加し、6人ずつ5チームに分かれ、「チームリーダーの役割を知る」「役割のための準備を始める」「仲間を作る」を目的に研修。自己紹介でアイスブレイクを体感した後は、大会の基本情報、ボランティアの役割、チームやリーダーの定義、スポーツボランティアに関するデータなどについて学んだ。

 当日は、優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」を披露するセレモニーが同ラグビー場で行われる予定で、研修会場にもサプライズで登場。エリス杯が運ばれると歓声と拍手で沸き、休憩時間には記念撮影を楽しむ姿が見られた。

 研修に参加した大阪体育大学の学生は、「アスレチックトレーナーの勉強をしていて、プロスポーツに関わりたいと友達と応募した。来年は就職活動で、機会があるなら私しか経験していないものに挑戦したいと思いリーダーを志願した」と応募の理由を明かす。「日本で行われる世界のスポーツイベント。ラグビーに関わる人が増えればいいと思うので活気づけることができれば」と意気込んだ。

 ボランティアはこれまでにe-ラーニングで基礎知識を学習しており、今後は、会場案内やファンゾーン運営など役割ごとの研修、実地研修を受け、開幕を迎える。

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