ラグビーワールドカップ2019日本大会の開催に向けた東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)の仮設工事が7月31日に完了した。
東大阪市では2017(平成29)年2月から昨年9月まで、ラグビーワールドカップの開催基準に合わせ、ベンチシートからセパレート式座席への変更、北側スタンドへの710インチの大型映像装置の新設、北スタンドの新設と南スタンドの増設、ナイター照明の新設、花園ラグビーミュージアムの改修などを行い、昨年10月1日に供用を開始した。
5月7日には仮設工事が始まり、約630インチの仮設大型映像装置を南東スタンドに設置。南東スタンド、南西スタンドの立ち見席部分と南スタンド前面に約3100席のセパレートタイプの仮設の座席を設置し、仮設工事前は約2万7000席だったスタンドの座席は、ワールドカップ終了まで約2万4000席となった。西スタンドにはコーチボックス、記者席、実況席を設置し、スタジアム北側に仮設トイレを設置する。仮設工事により設置した座席などは、ラグビーワールドカップ終了後に移設または撤去する予定。