大阪府立中央図書館(東大阪市荒本北1、TEL 06-6745-0170)1階展示コーナーで8月20日、「大阪検定ポスター展」が始まった。
大阪の歴史や文化を再発見することで大阪に対する郷土愛とシビックプライドの醸成につなげようと、大阪商工会議所が主催する「なにわなんでも大阪検定」。出題範囲は、大阪の歴史文化や言葉、産業、食、有名人などで、通常問題、テーマ問題、大阪ほんま本大賞、大阪商工会議所初代会頭の五代友厚に関する問題などで構成する。今年のテーマは「大阪の祭・イベント」で、テーマ問題は全体の10%程度出題する。
12月8日に実施する「第11回なにわなんでも大阪検定」の認知度向上を図ろうと同会議所では、7月25日から大阪府内を走る鉄道会社10社で84駅に84枚のポスターを掲出。ポスター展は2016年から始まったもので、駅員らが考えた各駅の地元にちなんだ問題とイラストでデザインし、全駅違うデザインのポスターを掲示する。東大阪市内では、大阪メトロ長田駅、近鉄布施駅・八戸ノ里駅・東花園駅・枚岡駅に掲示している。
昨年までは鉄道駅と大阪ステーションシティのみの展示だったが、今年は大阪府立中央図書館、なんばウォーク、大阪国際会議場でもポスター展を開催。大阪府立中央図書館では、今年のテーマ「大阪の祭・イベント」を中心に作品18点を展示する。
同会議所地域振興部の田中翔子さんは「駅は1駅1枚でまとめて見ることができないので、一気に見られるポスター展は面白いと思ってもらえるのでは」と話す。
開館時間は9時~19時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。月曜休館。10月14日まで。