体験型スポーツイベント「スポーツパーク布施」が10月5日、近鉄布施駅南側の布施一条通で開かれた。
ラグビーワールドカップ2019日本大会を地域から盛り上げようと東大阪市が企画し、市とスポーツを通じたまちづくりに関する連携協定を結ぶエスエスケイ(大阪市)と共催した同イベント。両者は5月、花園中央公園で小学校低学年の初心者向け体験型スポーツイベントを開き、今回は駅前の道路を歩行者天国にして小学校低学年と高学年を対象とするイベントとした。
セレモニーでは、エスエスケイの佐々木恭一社長が児童に「スポーツの魅力は」と問い掛けながら、「スポーツをしたら友達関係、信頼関係、絆が生まれる。エスエスケイもスポーツを通じ、東大阪市と未来志向でやっていきたい」とあいさつ。その後、全員で準備運動をしてクリニックが始まった。
イベントでは、花園ラグビー場を本拠地とするラグビーチーム「近鉄ライナーズ」と、東大阪市をホームタウンとするサッカーチーム「FC大阪」の選手によるクリニックを開催。サッカーのクリニックでは、ドリブルなどの練習をした後、チームに分かれて対戦。ラグビーのクリニックには、日本代表やオールブラックスのジャージーを着た児童もおり、ラグビーボールを使ったゲームのほか、タックルやラインアウトを体験した。
会場ではクリニックのほか、当日参加可能のストリートサッカー、ラグビー、ウィルチェアスポーツの体験コーナーもあり、10月とは思えない暑さの中、約100人の児童が楽しそうに汗を流した。