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東大阪市民美術センターで「ナイトミュージアム」 ライブやワークショップも

昨年の館内の様子

昨年の館内の様子

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 東大阪市民美術センター(東大阪市吉田6、TEL 072-964-1313)で11月30日、夜間開館イベント「ナイトミュージアム」が開催される。

建物をライトアップ

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 「昼間と違う雰囲気の中、夜も絵画鑑賞を楽しんでもらいたい」と、2013(平成25)年に始まった同企画。年々、装飾の数が増え、展示以外のイベントやワークショップなど内容が充実してきており、2017(平成29)年の入場者数約900人に対し、昨年は1854人と入場者数を増やしている。

 7回目となる今年は、建物外観をライトアップし、同館周辺をLEDランタンで装飾。市内にある大阪樟蔭女子大学、大阪商業大学、近畿大学が協力し、光のオブジェで館内と東入口付近、北入口付近を彩る。

 2階の展示室では、冬木遼太郎さんのインスタレーション「『それでも美しい』 Difference is Beautiful」と「深沢幸雄の銅版画展」の2つの企画展を開催中で、当日は作品解説の時間も設ける。「今年は協力大学の学生によるイベント企画が、昨年よりかなりパワーアップしている」といい、各大学学生有志によるライブや、大阪樟蔭女子大学の和紙でつくるペーパークラフトワークショップ、大阪商業大学による記念撮影コーナーの開設、近畿大学による子ども向け「びじゅつツアー・宝探しゲーム」を開催する。

 17時~18時には、ナイトミュージアムコンサート「島谷理子 Jazz Live」を開催。大阪生まれの島谷さんは、カナダで活動した後、2012(平成24)年に帰国。2014(平成26)年に自身初のアルバムをリリースし、2016(平成28)年5月の神戸ジャズヴォーカルクイーンコンテストで特別賞を受賞した。現在は関西を中心に活動しており、当日は、「星に願いを」「イパネマの娘」などを披露する予定。定員100人。観覧には往復はがきによる申し込みが必要。11月24日消印有効、参加者多数の場合は抽選。

 同館学芸員の亀井見奈さんは「コンサート、ライブ、展覧会と盛りだくさん。いつもと違う雰囲気の中、光の織りなす空間をさまざまなイベントとともに楽しんでほしい」と話す。

 開館時間は10時~21時(ライトアップ、光オブジェ作品展示は16時~)。入場無料。

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