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東大阪市が「災害脱出ゲーム」で防災教育 「家族で防災知識習得」呼び掛け

体感型防災アトラクションイベント「みんな集まれ!2020わくわく家族de災害脱出ゲーム」

体感型防災アトラクションイベント「みんな集まれ!2020わくわく家族de災害脱出ゲーム」

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 東大阪市立総合体育館(東大阪アリーナ、東大阪市中小阪4)で1月18日、楽しみながら防災について学ぶ体感型防災アトラクションイベント「みんな集まれ!2020わくわく家族de災害脱出ゲーム」が開催される。

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 地域で自主防災訓練をしているが、参加者は高齢者が多く固定化していることから、子育て世代の人にも防災に興味を持ってもらおうと今年1月、東大阪市自治協議会では脱出ゲームの要素を取り入れた体感型防災アトラクションを行った。小学生以下の児童とその親の参加が大半で、好評だったことから市主催で再公演を決めた。

 今回公演するタイトルは巨大地震発生を想定した「ライフライン2」で、2~5人のチームで力を合わせてミッションをクリアし、制限時間25分以内に災害現場からの脱出を目指すもの。災害時に必要な行動を身につけ、自助・共助の重要性が体感できるという。

 当日はゲームを振り返りながらレクチャーするほか、市の備蓄物資や家庭用備蓄品の展示、普段の食料品を少し多めに買い置きして使った分だけ補充していくローリングストックの紹介など、災害時に役立つ知識の習得を促す。

 市危機管理室の近藤さんは「幅広い世代に災害について知識を習得してもらいたい。普段訓練に参加しない若い世代の方にも参加してもらいたい」と呼び掛ける。

 公演時間は、10時~11時30分、12時45分~14時15分、15時~16時30分の一日3回、定員は各回150人。対象は東大阪市民。参加無料(要事前申し込み)。申し込みは来年1月6日10時から受け付ける。

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