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東大阪で「サブローごま」デザインコンテスト作品展 個性光る348点そろう

「海」をテーマにした応募作品

「海」をテーマにした応募作品

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 近鉄奈良線・八戸ノ里駅近くの宮本順三記念館「豆玩舎ZUNZO(おまけやズンゾ)」(東大阪市下小阪5、TEL 06-6725-2545)で2月1日、「第11回サブローごまデザインコンテスト作品展」が始まった。

「サブロー賞」受賞作品

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 「サブローごま」は、ビー玉と厚紙を組み合わせたもので、折る刃式カッターを製造する「オルファ」創業兄弟の一人である岡田三朗さんが考案。デザイン面が広く、絵を描いたり立体造形物で装飾したりするなど、自由にデザインできるのが特徴。同館のほか、イベント会場や商業施設などでもサブローごまを作るワークショップが開かれており、幅広い層の人気を集めている。

 今回は、「海」をテーマとするテーマ部門と自由部門で作品を募集し、幼児から大人まで348点の作品が集まった。応募者は地元の児童のほか、東京や四国、毎年交流する岩手県大槌町、「ボストン・チルドレン・ミュージアム」を訪れた児童など、広がりを見せている。

 テーマ部門では、貝殻や魚型のしょうゆさし、アルミホイルで作った船など立体的な作品が多く、自由部門では、デザインはシンプルに見えるが回すと驚くようなデザインの作品など、バラエティーに富んだ作品が集まった。

 同コンテストでは、賞品を持ち寄った審査員らがそれぞれの基準で入賞作品を選考。現在、42点が入賞しており、ビジター賞3作品は、作品展の来場者投票により決まる。

 事務局の磯田武士さんは「今年は立体的な作品が多く、使用する素材もさまざま。独自の発想を持つ作品が集まった。来場して気に入った作品に投票してほしい」と呼び掛ける。

 開館時間は10時~17時。2月9日まで。

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