東大阪市は3月20日までの市主催のイベントや集会を原則中止または延期にすると2月19日、発表した。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い各地でイベントの中止や縮小が相次ぐ中、大阪府は2月18日、府主催の府民が参加するイベントや集会を当面1カ月、原則開催中止または延期にするとの方針を発表。職員の時差出勤も実施すると決め、翌19日には、3月20日までに開催を予定していた計242件のイベントの中止・延期を発表した。
府の方針発表後、府内の市町村に同様の対応をとるよう要請があったことから、東大阪市では2月19日、危機管理対策本部会議で府と同様の対応をすることを決定した。
2月20日15時30分現在で、2月22日・23日のイコーラムフェスタ、2月23日、3月1日の森林ふれあい体験教室、2月23日・24日、3月1日の特定生産緑地制度説明会、3月6日のサンウルブズトークショー、同6日~8日の東大阪市民文化芸術祭などの中止と、3月1日の消防フェアの延期が決定している。学校の卒業式や入学試験などは、感染予防に配慮の上で実施するという。
市危機管理室担当者は「新型コロナウイルス感染症の拡大を防止する大阪府の方針に基づき、イベントの中止、延期を決定した。ご理解いただきたい」と話す。
現在、取りまとめをしている段階で、中止または延期が決まったものは順次、市ウェブサイト内「新型コロナウイルス感染拡大防止に伴うイベント中止・延期のお知らせ」に掲載する。