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FC大阪、Jリーグ百年構想クラブに認定 東大阪からJリーグ入り目指す

写真左から、東大阪商工会議所の嶋田会頭、野田東大阪市長、FC大阪の疋田社長、同マーケティングダイレクターの青野剛暁さん

写真左から、東大阪商工会議所の嶋田会頭、野田東大阪市長、FC大阪の疋田社長、同マーケティングダイレクターの青野剛暁さん

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 東大阪をホームタウンとするJFLのFC大阪は2月25日、日本プロサッカーリーグから「Jリーグ百年構想クラブ」の認定を受けたと発表した。

承認の電話を受ける疋田社長

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 同日行われたJリーグ理事会で承認可否が決まり、16時ごろに通知される予定だったが、新型コロナウイルス感染症への対応策の検討により理事会が延長。予定より約50分遅れての通知となった。電話で連絡を受けたFC大阪の疋田晴巳社長は「Jリーグ百年構想クラブに承認された。この日を迎えられたのも、野田市長をはじめ、東大阪市民、東大阪商工会議所、FC大阪に関わる全ての皆さまのおかげ」と報告した。

 J3リーグへの参加には、「Jリーグ百年構想クラブ」の認定を受けた上で、当該シーズンの年間平均入場者数が2000人以上、JFLでリーグ戦4位以上かつJリーグ百年構想クラブの中で上位2チームの成績を収める必要がある。

 野田義和東大阪市長が「東大阪にとっても大変うれしい日。FC大阪が新たなステージに進んだことでスポーツを中心としたまちづくり、人づくりに弾みが付く。一番のサポーターが東大阪だと思ってもらえるように全力でやっていきたい」と祝辞と抱負を述べると、東大阪商工会議所の嶋田亘会頭も「FC大阪がどんどん強くなってJ3、J2、J1と上がっていくことで東大阪にどのような経済効果をもたらすのか楽しみ。産業界をあげて全力で応援していきたい」と激励した。

 同理事会にて「Jリーグ百年構想クラブ」に承認されたのは、FC大阪のほか、いわきFC、ヴィアティン三重(ともにJFL)、VONDS市原(関東リーグ1部)、南葛SC(東京都リーグ1部)の計5チーム。

 疋田社長は、理事会からの電話で「ここがスタートラインであってゴールではない。地域に応援されるクラブとなっていくよう心掛けてくださいと話があった」と明かし、「Jリーグのチームを東大阪に作ろうと、最初は一方的な思いでやっていたが、市民から応援してもらえるようになり、その声が市にも届いて、今この入り口に立つことができた。Jリーグクラブにならないとご恩返しができない。昨年は8位に終わったが、今年は優勝してJ3にいくという目標を掲げてやっていく」と意気込んだ。

 FC大阪は今シーズン、ホームスタジアムである東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南)第2グラウンドで7試合を予定。JFLは3月15日に開幕。ホームスタジアムでの初戦は、6月14日の東京武蔵野シティFC戦。

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