近鉄布施駅近くの「KASUYA布施店」(東大阪市足代新町、TEL 06-4308-4377)が4月8日、ランチ営業を始めた。
グローバルキッチン(堺市)がフランチャイズ展開する「KASUYA」。牛の腸を時間をかけて揚げる「油かす」を使った「かすうどん」が名物で、立地や規模に合わせ、もつ鍋や焼き肉、一品料理などを提供する店もある。
布施店店主の小平(こひら)賢一さんは、前職時代に同社の津野新三社長と知り合い、2015(平成27)年に八尾久宝寺店をオープン。2店舗目として2018(平成30)年7月に布施店をオープンし、現在は布施店のみ経営している。
25席を設ける店内では、かすうどん(580円)、卵とじかすうどん、薬味かすうどん(以上680円)、ハリ梅かすうどん(780円)、カレーかすうどん(830円)など、22種類のかすうどんを提供。丼・ご飯ものは、ホルモン丼(600円)、牛カルビ丼、牛ハラミ丼(以上、並=780円)、さくらユッケ丼(880円)など13種類。ちりとり鍋(1人前1,280円)、もつ鍋(1人前1,080円~)のほか、あぶり焼きなどの一品料理をそろえる。飲んだ帰りの締めの一杯に利用する人や、店舗営業を終えてから来る人が多い。
同店は従来、18時~翌5時の営業だったが、緊急事態宣言が発令された翌日からランチ営業を開始。メニューは、卵かけご飯とかすうどんをセットにした「玉子かけご飯セット」(800円)、部位を選ぶことができる牛焼肉丼(小)とかすうどん(並)をセットにする「牛焼肉丼セット」(ハラミまたはカルビ=900円、タンまたは上カルビ=1,000円)。「今月の超目玉ランチセット」として、現在は牛すじ煮込み丼(並)とかすうどん(並)をセットにし、通常1,386円のところを1,000円で提供している。
4月16日からは、鶏もも唐揚げ、おでんなどが入った弁当(600円)の販売も始める。ランチメニューと弁当は税込価格。生もの以外のほぼすべてのメニューは、テークアウトと近隣へのデリバリーに対応する。デリバリーは別途216円が必要。もつ鍋は具材とスープをセットで販売する。
「これまでも近くの店からの依頼で配達はしていた。営業時間短縮に関係なく、これからもテークアウトとデリバリーに力を入れていきたい」と小平さん。「外出自粛期間中は、東大阪経済新聞を見たと言ってもらったらデリバリーの配送料を無料にする」とも。
営業時間は11時~20時(ランチメニューは17時まで)。テークアウトとデリバリーの受け付けは24時まで。