東大阪市は5月12日、市内飲食店のテークアウト・デリバリーを応援するプロジェクト「#東大阪エール飯」登録店を対象にした補助制度の詳細を発表した。
#東大阪エール飯は、新型コロナウイルス感染拡大防止による外出自粛や時短営業で客足が激減している飲食店を市民総出で応援しようと呼び掛けるプロジェクトで、東大阪ツーリズム振興機構が運営する。ウェブサイトでは、利用客が購入したテークアウトメニューと飲食店が提供するテークアウトメニューの写真に「#東大阪エール飯」のハッシュタグを付けた投稿が表示されるほか、登録店舗のテークアウトメニューや営業情報を掲載。5月14日現在、約170店が登録している。
同プロジェクトと連携し、市では新たにテークアウトやデリバリーを始めたり、拡充させたりした場合に必要となる容器代などを補助。対象は、テークアウトやデリバリーを新たに開始または拡充した事業者、飲食業を営む従業員5人以内の小規模事業者または個人事業主、飲食店または喫茶店の営業許可を受けている飲食業者、#東大阪エール飯への登録などの条件を満たす必要がある。テークアウト専門店、デリバリー専門店、移動販売、小売店は対象外。
対象経費は、容器、テークアウト・デリバリーに必要な消耗品の購入費で、4月7日から6月30日までの購入分が対象。補助率は10分の10で、補助上限額は5万円。300件の補助を予定する。
申請書類は6月1日から30日まで受け付ける予定で、申請様式等は6月1日に市のウェブサイトで公開する。