東大阪をホームタウンとするサッカーJFLのFC大阪が7月16日、「SNSリモート応援プロジェクト」を発足したと発表した。
2月25日に「Jリーグ百年構想クラブ」の認定を受け、2021シーズンJ3クラブライセンスの申請を行ったFC大阪。競技成績や観客入場者数などの条件を満せば、J3リーグに参入することができる。
今季、JFLは3月15日の開幕を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の影響で7月18日に延期。FC大阪は7月18日、ホンダロックSC戦(宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場)で開幕する。
今季は開幕から9月13日の第20節までリモートマッチ(無観客試合)で行われることが決まっており、8月23日のMIOびわこ滋賀戦、8月30日のヴィアティン三重戦、9月13日のHonda FC戦は、東大阪市花園ラグビー場第2グラウンドで行われるが、いずれもリモートマッチとなっている。少しでも臨場感あふれる試合を見てもらおうと、ホーム開幕戦の8月2日以降、ホームゲーム全試合を「ytv×rtv あすリートチャンネル」でライブ配信する。
開幕に合わせFC大阪では、「サポーターと共にJリーグ参入へ向けて戦いたい」と、「SNSリモート応援プロジェクト」を発足。リモートマッチが続き、選手に声援が届きにくい状況であることから、ツイッター、フェイスブック、インスタグラム上でハッシュタグ「#東大阪からJリーグへ」を付けて投稿された応援メッセージを集め、選手に届けるという。
キャプテンの岩本知幸選手は開幕に向け「チームとしての目標は優勝してJリーグに昇格すること。それを達成するために、長い準備期間でやれるだけのことはやってきた。開幕戦から最終節まですべての力を出し尽くして、目標が達成できるよう頑張りたい」と意気込む。