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東大阪のマツダ紙工業、飛沫感染対策ボード新商品やテレワークデスクなど発売

デスク用スライド式飛沫感染対策ボード

デスク用スライド式飛沫感染対策ボード

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 段ボールケースや美粧ケースの製造販売を手掛けるマツダ紙工業(東大阪市衣摺5、TEL 06-6728-8501)が7月27日、デスク用スライド式飛沫(ひまつ)感染対策ボードや段ボール製のテレワークデスクなど、3商品を発売した。

ミルダン除菌スプレーポンプ台

 段ボールケースや印刷紙器などを手掛けるパッケージ事業のほか、2011(平成23)年の東日本大震災発生時に避難所でプライバシーを守るための間仕切り用の段ボールを製造して届けたことをきっかけに、避難所で使用する段ボール製のベッドや授乳室、簡易トイレなどの自社製品を開発する同社。

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 今年4月20日には「対面で業務をする人の不安を解消したい」と、段ボール製の対面飛沫感染対策ボードを開発し、教育関係や医療現場、市役所や警察、一般企業など、約200社に納入。大学の自習室や食堂、図書館などで間仕切りとして使用されているほか、ボードの下を大きく開けることができるため、図書館の貸し出しカウンターやネイルサロンなどでも使われているという。

 新商品のスライド式飛沫感染対策ボードは、「テーブル用のボードが欲しい」という要望を受けて開発したもので、最初は白い段ボールだけで作ったが圧迫感があり、前の席の人が見えずに会話が成り立たないことから、大きいサイズの透明PETを貼って改良。4枚1セットになっており、デスク前面は2枚のボードを使い、幅80センチから1メートル40センチまでスライドして机のサイズに合わせられるよう工夫した。高さも65センチ、70センチ、75センチに調整可能で、高さを変えることで下にスペースを作り、パソコンのケーブルなどを通せるようにした。価格は2セット1万1,000円。

 「ミルダン除菌スプレー台」(3,190円)は、牛乳パックの古紙を使った水に強い段ボールを使った商品。一般的な強化段ボールより強度が強く、約2分で組み立てができるよう設計した。サイズは、台面=23.6センチ角、高さ~80センチ、底面=35センチ。現在、近畿大学などで採用されている。

 段ボール製テレワークデスクは、総合商社のフジテックス(東京都新宿区)と共同開発・販売する商品で、「食卓を使うと食事の準備ができず、リビングのローテーブルでは腰が痛くなる」といった声から、同社が販売する子ども用段ボール製デスクの高さを高くし、大人用に改良。強化段ボール製で耐荷重200キロ、工具なしで組み立てることができ、フィルム加工で汚れにくくした。「重量は約4キロなので移動が簡単で、段ボール製なので処分も簡単」と、松田和人社長。完成品のサイズは、机が幅=67センチ、奥行き=43センチ、高さ=58センチ、椅子が縦=21センチ、横=30センチ、高さ=31センチ。価格は1万780円(送料別)。

 松田社長は「withコロナの中でどうすれば安心して今までのように仕事ができるかを考えながら商品開発した。スライド式飛沫感染対策ボードは、社内クラスターを抑えたいと開発した商品で、透明PETで圧迫感もなく、席に座っている間はマスクを外すことができるのでストレスが軽減される。社員皆さんの安全と負担のない事務作業ができる商品」と話す。

 注文は同社ウェブサイトで受け付ける。

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