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東大阪の「二星らーめん ららら」が河内永和に移転 自家製麺に意欲

ラグビーボール風の味玉をトッピングした「味玉ニボシらーめん」

ラグビーボール風の味玉をトッピングした「味玉ニボシらーめん」

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 「二星(にぼし)らーめん ららら」(東大阪市高井田元町2、TEL 06-6789-7622)が11月2日、近鉄奈良線河内永和駅近くに移転オープンした。

店主の工藤伸さん

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 2015(平成27)年2月、布施のポッポアベニュー1番館にオープンした同店。店主の工藤伸さんは、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛要請が出されていた今年5月、「今は仕入れの麺を使っていて、自家製麺に切り替えテークアウトをしたいが今の店では製麺機を置くスペースがない。コロナが落ち着いた頃に始められるように早めに動こう」と移転先を探し始めた。

 移転前の店舗をオープンした時はあまり土地勘がなかったため繁華街の布施を選んだが、「布施はにぎやかだったが、この辺りを歩いてみるとこっちの雰囲気の方が自分に合っている気がした」と、一駅隣の河内永和駅周辺を選んだという。

 移転後の店は15坪、2階建ての店舗で、1階にカウンター8席、2階にテーブル席12席を設ける。昼間はビジネスマンの利用が多く、「永和図書館に来た人も利用してくれている」と工藤さん。「移転前のお客さんが移転を知って来てくれたり、近所の人もポツポツと来てくれたりしている」とも。

 工藤さんは「あっさりめの味で育った」といい、メインメニューの「二星らーめん」(850円)は、じっくり炊き上げた煮干しスープと鶏豚スープを合わせた優しい味わいが特徴。日南もち豚モモ肉のチャーシュー、メンマ、青ネギ、玉ねぎ、のり、ナルトをトッピングする。基本の煮干しスープに特製唐辛子みそとニラを加えた「赤い二星らーめん」(900円)、煮干しがより際立つスープと全粒粉入りの太麺を合わせた「二星つけめん」(200グラム900円など)、ガリシア栗豚バラ肉、卵、メンマ、サツマイモ、青ネギ、青しそをトッピングした「彩りまぜそば」(1,050円)、二星らーめん、水餃子2つ、ご飯をセットにした「満腹水餃子定食」(980円)など。

 現在、つけ麺の麺を太いものに変更しようと準備している。「調理場が広くなったので唐揚げなど定食を増やしたい。年明け以降で自家製麺に切り替え、同じスープで新しい麺を食べてもらいたい」と意欲を見せる。

 営業時間は、11時30分~15時、18時~20時。火曜定休。

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