近鉄奈良線・瓢箪山(ひょうたんやま)駅前のせせらぎ広場で11月21日、イルミネーション点灯式が行われた。
瓢箪山中央商店街振興組合(通称=サンロード瓢箪山)、イナリ前商店街振興組合(通称=ジンジャモール瓢箪山)、瓢箪山駅前東商店会で構成する「瓢箪山活性化委員会」が企画した同取り組み。Go To 商店街キャンペーン事業の一環。
ひょうたん池には、水をイメージしたクリスタルボールをちりばめた高さ3メートルのクリスマスツリーを設置。7色に色が変化し、高さ12メートルのアーケードを利用したツリーデザインの電飾からクリスマスツリー、その下の小川へと水が流れるようなデザインを施した。
点灯式で、活性化委員会委員長の大東聖弘さんは「新型コロナで疲弊したこの瓢箪山を明るく照らし、活気ある瓢箪山に盛り上げていきたい」とあいさつ。野田義和東大阪市長は「瓢箪山の商店街は元気を作ってくれる。来年は今年を取り戻すいい年にしていこう」とあいさつし、換気など感染予防を呼び掛けた。
その後は、市立義務教育学校くすは縄手南校吹奏楽部9年生が演奏を披露し、点灯10秒前からカウントダウンがスタート。イルミネーションが一斉に点灯すると会場から「わぁ」という感嘆の声が上がり、拍手が起こった。
6歳と3歳の女児と来ていた女性は「自宅の近くでこんなにきれいなイルミネーションが見られてうれしい。子どもたちも喜んでいる」と笑顔を見せる。動画を撮影していた女性は「昔は兵庫に住んでいてルミナリエを見られたが、瓢箪山に住んで10年、こんなきれいなイルミネーションは初めてかもしれない。久しぶりにイルミネーションを見られてうれしい」と笑みを浮かべていた。
点灯時間は17時~翌0時30分。来年2月10日まで。