ジャパンラグビートップチャレンジリーグの近鉄ライナーズが1月8日、本拠地の東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)で必勝祈願を行った。
2021年のトップチャレンジリーグは1月17日に開幕する。ファーストステージでは9チーム総当たりで36試合が行われ、上位4チームはトップリーグのセカンドステージに出場できる。近鉄ライナーズは昨季、トップチャレンジリーグで全勝優勝した。
例年、開幕前には枚岡神社(出雲井町)を参拝して優勝を祈願していたが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、同神社神職の濱上晋介さん、安松宏さんが花園ラグビー場に出向き、勝利を祈願。第1グラウンドが目の前に広がる2019ルームで中川善雄部長らが玉串を奉納し、選手・スタッフが勝利を祈願した。
今年のチームリーダーの一人・南藤辰馬選手はラグビー場での必勝祈願について、「グラウンドが僕らの正面に見えていたので、これからシーズンの始まる中、このグラウンドで僕たちがどういうラグビーを見せてファンの方にどういう感動を与えられるのかというところを考えながら祈願した」と話す。開幕に向け「まずはチームの最終目標であるトップリーグトップ8に向けて、17日に開幕するトップチャレンジリーグの1位通過はマストで達成しなければいけない。1戦1戦目の前の試合をしっかり勝っていく、その結果がトップ8ということなので、まずは17日にフォーカスして準備していきたい」と意気込む。
近鉄ライナーズの初戦は1月17日、花園ラグビー場で清水建設ブルーシャークスと対戦する。