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近鉄ライナーズの選手らが「愛ガード運動」参加 2小学校で児童の登校見守り

児童の登校を見守る才田修二選手、サナイラ・ワクァ選手

児童の登校を見守る才田修二選手、サナイラ・ワクァ選手

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 ジャパンラグビートップチャレンジリーグの近鉄ライナーズが2月19日、子どもの見守り活動「愛ガード運動」に参加した。

児童の登校を見守るマイケル・ストーバーク選手と中村彰選手

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 愛ガード運動は、「地域の子どもは地域で守る!」「子どもの安全はみんなの力で!」を合言葉に、2005(平成17)年に始まった活動。PTA、保護者、地域が連携して児童の登下校時における見守り、見回り、交通安全活動などのボランティア活動をしており、現在、東大阪市内で約1万3000人が協力員として活動している。

 近鉄ライナーズは、児童らが愛ガード協力員に感謝の気持ちを伝える交流イベント「愛ガード感謝の会」に10年以上前から参加。普及担当のタウファ統悦さんが「これまでは地域の人から連絡をもらった時に参加していたが、主体的にチームを通じて取り組もう」と呼び掛け、自主的に愛ガード運動に参加することが決まった。

 2月19日は、東大阪市立英田(あかだ)南小学校(東大阪市吉田)と玉川小学校(稲葉)の同運動に参加。「一日の始まりとなる朝に笑顔になってもらいたい」と、選手らはチームで作ったカードを首から下げて参加する。17人の選手とスタッフが2校の通学路に分かれて交通量の多い場所や横断歩道付近に立ち、「おはようございます」「端っこ寄ってな」「自転車来てるよ」などと声を掛け、地域の協力員や英田南小学校のキャラクター「英猫(あかにゃん)」とともに児童の登校を見守った。

 活動に参加したサナイラ・ワクァ選手は「朝早かったが、子どもたちの笑顔を見ることができてよかった」と笑顔を見せる。チームディレクターの吉村太一さんは「地域に貢献したい思いがあり参加した。チームを通じ、地域の皆さんに、元気、明るさ、安心、安全を届けることができれば」と話す。

 運動には全選手が参加する予定で、5月まで毎月1回、活動を続ける。

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