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東大阪・八戸ノ里の「串かつ ちとせ」、オリジナルブレンドのソースを商品化

「串かつ ちとせ 秘伝のソース」を手にする店主の田中裕之さん

「串かつ ちとせ 秘伝のソース」を手にする店主の田中裕之さん

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 近鉄奈良線「八戸ノ里駅」近くの「串かつ ちとせ」(東大阪市下小阪5、TEL 06-6728-3332)が11月21日、「串かつ ちとせ 秘伝のソース」の販売を始めた。

串かつ ちとせ 秘伝のソース

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 1949(昭和24)年、新世界に店を構えた同店。現在の店主の田中裕之さんが会社員を辞めて店を継ぐにあたり、実家のある東大阪に移転し、2008年から現在の場所で父とともに営業をしている。

 移転当初はカウンター12席、テーブル席12席の1フロアだけだったが、新世界とは客層が違い、ビジネスマンや家族連れが多く宴会も増えてきたことから4年ほど前に2階に15席の座敷を作った。平日はビジネスマンや地元の年配客、週末は家族連れでにぎわい、「新世界のときのお客さんも店を探して来て通ってくれている」という。

 メニューは、牛肉、串に刺した「どて焼き」、ししとう、玉ねぎ(各100円)、大えび(500円)など、新世界の店で提供していた15種類と冬季限定のカキ(450円)に、子どもでも食べられるようメニューを追加し、30種類ほどの串かつを提供。「牛肉とどて焼きはそればかり10本以上食べる人もいる」といい、看板メニューは価格も据え置きにしているという。衣にほんのりと味が付き、ふわふわしているのが特徴で、ウスターソースをベースにした甘めのオリジナルブレンドソースを「どばどばにつけて楽しんでもらいたい。もちろん二度付け禁止」と田中さん。平均客単価は2,000円~3,000円。

 同店ではテークアウトにも対応しており、その際にブレンドソースを付けているが自家製のため日持ちがせず多く渡すことができない。「もっと欲しい」と言われることも多いことから「ソースを商品開発し、持ち帰って食べてもらえないか」と考えるようになり、メーカーにレシピを渡し商品化した。価格は500ミリリットル=594円。

 田中さんは「揚げ物だけではなく、カレーの隠し味など調味料としても使っていただける。大阪土産としての販路も開拓していきたい」と意気込む。

 営業時間は17時~23時。月曜定休(祝日の場合は翌火曜が休み)。

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