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布施警察署、安全なまちづくり広報大使にF.C.大阪とトライくんを任命

(左から)トライくん、岩本知幸キャプテン、舘野俊祐選手会長、横野純貴選手

(左から)トライくん、岩本知幸キャプテン、舘野俊祐選手会長、横野純貴選手

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 大阪府布施警察署(東大阪市下小阪4)が3月4日、防犯啓発活動を発信する「布施警察署安全なまちづくり広報大使」を創設した。同日、東大阪市をホームタウンとするJFLのサッカーチーム「F.C.大阪」と東大阪市のマスコットキャラクター「トライくん」を広報大使に任命した。

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 広報大使は、安全・安心な東大阪市の実現のため、広報啓発動画やポスターへの出演・掲載、広報啓発イベントへの参加、SNSでの情報発信などにより発信力を高め、各種犯罪の未然防止に関すること、少年の非行防止教育、交通安全教育などの活動を担う。

 委嘱式では、今回制作したSNSの危険性と薬物乱用防止をテーマにした広報動画を発表。F.C.大阪の選手、トライくん、警察官が出演し、誘惑に負けて薬物に手を出そうとする若者を注意する動画で、F.C.大阪公式ユーチューブチャンネル、大阪府警察安まち公式チャンネルへの掲載、複合商業施設「ヴェル・ノール布施」(長堂1)の電光掲示板、街中のデジタルサイネージなどでの上映を検討しているという。

 委嘱式に参加したF.C.大阪の岩本知幸キャプテンは「普段はフィールドで表現する立場だが、ピッチ外でも恥ずかしくない姿を見せていけるように、これからは個人としてもチームとしても心掛けて生活していきたい」、舘野俊祐選手会長は「今回は薬物やSNSの誘惑に乗らないという動画の作成に関わらせていただいた。自分たちも改めてSNSの使い方を考え、率先して周りの人たちにダメだということを伝えていきたい」、横野純貴選手は「僕たちだけじゃなく、選手全員がしっかり模範となるような行動を認識し、子どもたちの安全に貢献できるように頑張っていきたい」と意気込む。

 3月16日は、布施警察署管内の市立中学校サッカー部の生徒を対象に、オンライン会議ツール「Zoom」を使った非行防止、サイバー防犯教室を開く。F.C.大阪の選手が非行防止のメッセージを発信し、大阪樟蔭女子大学(菱屋西)のボランティア学生がサイバー防犯教室を開いて、SNSの危険性や薬物乱用防止を訴える。

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