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東大阪・司馬遼太郎記念館で「峠」企画展 「行動を考える参考になれば」

企画展の解説をする上村洋行館長

企画展の解説をする上村洋行館長

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 司馬遼太郎記念館(東大阪市下小阪3、TEL 06-6726-3860)で3月16日、企画展「『峠』-河井継之助は何を見据えたか」が始まる。

「峠」自筆原稿

 「峠」は、1966(昭和41)年11月17日から1968(昭和43)年5月18日にかけ毎日新聞で連載された小説で、越後長岡藩の家老・河井継之助の生涯を通して「侍とはなにか」を描いた作品。戊辰戦争により旧幕府軍と新政府軍に分かれる中、継之助はヨーロッパの公国のように武装中立を目指すが戦いを避けられず、戦いが始まる。累計発行部数381万部超のベストセラーで、7月1日には、同作品を原作とした小泉堯史さん監督・脚本、役所広司さん主演の映画「峠-最後のサムライ」の公開が予定されている。

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 同展では、40日ごとに展示替えする同作品の自筆原稿や、司馬遼太郎さんが継之助について書いた自筆メモ、継之助の旅日記「塵壺」(複製)、小千谷談判が行われた慈眼寺(新潟県小千谷市)が所蔵する継之助の書(複製)、司馬さんが慈眼寺を訪れた際に記帳した芳名帳など、初公開7点を含む36点を展示する。

 展示ケース壁面では、継之助の行動と時代背景が分かるよう、年表や引用文、戦争絵図などを用いて解説する。

 同館の上村洋行館長は「戦争を避けたいと思った人がなぜ戦争をすると判断したか、それを司馬がどう捉えたか。日本の武士道、日本の侍というものを考えた作品が峠。史実は崩さず、司馬の想像力で人物像を浮かび上がらせた作品。継之助は見聞を広め、今後の生き方を考えたいとしていた。継之助そのものを知ってもらうのではなく、この展示を自分の行動を考えてもらう参考にしてもらえたら」と話す。

 同館では現在、前期連続講演会の受講者を募集している。5月15日の第2回は、小泉監督が講師を務める。参加費は3講座=7,500円。

 開館時間は10時~17時。月曜休館(祝日の場合はその翌日、4月27日~5月9日は休まず開館、9月1日~10日は休館)。入館料は、大人=500円、中・高校生=300円、小学生=200円。10月31日まで。

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