ジャパンラグビートップチャレンジリーグ2021の順位決定戦第1節が3月20日、東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)で開催される。
今季のトップチャレンジリーグには9チームが参加。4チームのAグループと5チームのBグループに分けて総当たり戦を行い、勝ち点制で各グループの順位を決定。その後、トップチャレンジリーグの順位決定戦を行う。上位4チームは4月17日に始まるトップリーグ16チームとのプレーオフトーナメントに出場できる。
花園ラグビー場をホームグラウンドとする近鉄ライナーズは、Aグループで3勝し、1位で通過。3月20日は、Bグループ2位のコカ・コーラレッドスパークスと対戦する。トップチャレンジリーグでは3月13日の第5節から有観客試合(一部無観客有)となっており、近鉄ライナーズは今季初めて花園ラグビー場での有観客試合に臨む。
ゲームキャプテンのLOマイケル・ストーバーク選手は「今週のゲームテーマはタフチョイス。今までより強い相手なので、そこに向けての準備をして頑張りたい」、今季2度目のスターティングメンバーに選ばれたFLジェド・ブラウン選手は「久しぶりの花園の試合で、しかもお客さんも入るので楽しみ。80分戦うことが自分のメンタリティなので、ボールに絡みにいき、特にディフェンスにもっと力を入れたい」と話す。
昨年入団し、近鉄ライナーズで初めて公式戦に出場するFB竹田宜純選手は「ライナーズのジャージを着るのが初めてなのですごくワクワクしている。フルバックというポジションなので、ディフェンスの時でもアタックの時でも後ろからコミュニケーションをしっかりとっていきたい。初めてのライナーズでの有観客試合なのでしっかりと自分自身いいプレーをしたいと思うし、チームとしても上り調子できているのでいいプレーができると思う」と笑顔を見せる。
初の公式戦出場となったSH佐原慧大選手は「コロナもあり、長い準備期間でやってきたのであとはそれをグラウンドで出すだけ。公式戦に出るのは近鉄ライナーズに入って初めてで、しかも花園の第1グラウンドでお客さんも入るということなので緊張している。バックスは良いランナーがそろっているので、そこに良いテンポで球出しをできれば良いアタックができると思うので、バックスのアタックを見てほしい」と意気込む。
試合は14時キックオフ。チケットの販売はインターネットのみ。